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日々是好日

身辺雑記です。今昔あれこれ思い出の記も。ご用とお急ぎでない方はどうぞ・・・。

オペラ・演劇昼公演にスマートな観客

2008-07-17 09:57:58 | 音楽・美術
佐渡裕プロデュース喜歌劇「メリー・ウイドウ」雑感を私はこう締めくくった。《公演が始まったのが午後2時で終わったのが5時、いわば現役世代のみなさんが仕事をしている時間である。学生時代に講義をエスケープして映画館に潜り込んだような後ろめたさをふと感じたが、公演を終わって帰途につく老若男女の観客一人一人の表情が実に明るく美しいのを見て、後ろめたさも吹っ飛んでしまった。》

皆さんの一生懸命働いている週日、昼の日中から、自分だけ楽しい思いをしたことが心に引っかかっていたからである。ところが7月15日日経夕刊に次のような記事が出ていた。



「メリー・ウイドウ」全十二回公演のうち十回が昼の午後二時開演で二回だけが夜七時開演だった。ヨーロッパでの常識?とは異なり、日本では昼公演が増えつつあるというのだ。終演が夜遅くなると東京などでは公共交通機関で帰宅できない人もいるし、また全国からやってくる観客が新幹線で帰りにくくなるので、昼公演が喜ばれるようなのである。高齢者はそれで確かに便利であるが、仕事を持った若い人はどうだろうと思ったら、最近は仕事を持っていても昼公演を選ぶ女性が増えているそうなのである。「仕事をしている人も、観劇の日は一日空けて、演劇と共に食事や買い物も楽しむケースが多いようだ」との意見も紹介されていた。オペラ鑑賞も同じであろう。皆さん、とてもスマートになってきているのである。その心のゆとりが嬉しくなった。これから心置きなく昼の公演でも楽しさを満喫することにする。

岩波古語辞典と大野晋さん

2008-07-16 13:42:03 | Weblog

7月15日朝日朝刊に井上ひさしさんが大野晋さんの逝去を悼みここに引用した談話を寄せていた。この中に《共同編集された『岩波古語辞典』は今も毎日、五、六回は引きます》とあるのを見て、アレッと思った。実は私もこの辞典をよく引く。というのも私は旧仮名遣いで国語教育を受けた世代であるので、言葉も言葉遣いも古めかしいことを日ごろから自覚しており、その古めかしい言葉をことある度に岩波古語辞典で確認するのである。たとえば先日も老嬢に山姥とはうらやましいという記事をブログに載せたが、そこで記したように「山姥」のような言葉だと広辞苑より先に岩波古語辞典で確かめる。ところがこの辞典を大野晋さんが編集されていたとを誠に迂闊なことながら井上ひさしさんの話ではじめてそれと認識したのである。

手元にあるこの辞典の奥付には1974年12月25日第1刷発行とあるからもう30年以上のお付き合いである。補訂版は1990年に出ているようであるが私は初版のままである。



「序にかえて」の中で大野さんは《日本の思想や文化の源流を尋ねるには、さまざまの道がある。しかし、その中で私は、日本語を明らかにすることによって、日本を知ることを重要な課題と考えた》と述べておられる。単語の用例を古代、中世、近世の多くの文献から収集することで、その単語に触れた私がその時代に連れて行かれることを実感する。その時代を識ることに通じるのであろうか。井上さんは《私は、大野先生が書き、編集した辞書を信じて、ものを書いてきました。信じる人が唱えているから、その内容も信じているのです。明日も明後日も『岩波古語辞典』を引くでしょうから、そのたびに私の中で、大野先生はお元気に生きつづけていてくださるはずです》と結んでいる。大野先生、もって瞑すべし。

ネット丸写し横行 教師が小学生や大学生に負けるようではお仕舞い

2008-07-14 19:58:53 | 学問・教育・研究

7月12日日経夕刊に大きな記事が出ていた。《インターネット上の他人の文章を複写して自作のファイルに張り付けるコピー&ペースト(コピペ)の横行が教育関係者を悩ませている》そうなのである。

教師が何か課題を与えて小学生から大学生にいたるまで(以下、生徒と総称する)勉強させようとしたら、インターネット上で探し出した他人の文章を適当に継ぎ接ぎしてあたかも自分の勉強の成果のようにカモフラージュする傾向が増えたというのであろう。私が生徒であったらインターネットが自在に使えるようなこのご時世に同じようなことをしただろう思う。実績があるからだ。

中学校の社会の期末試験で満点だった。教科書はもちろん新興出版社であったと思うがそこが出している参考書をも丸暗記していたから、答えがすらすら書けたのである。答案を返して貰って聞いた社会の教師の「満点が一人いたが、参考書と一字一句違わずに書いていた」という講評を今でも覚えている。「丸暗記してもそんなもん勉強とは違うんやで」との言外のメッセージが私を動揺させてしまったからである。それでも丸写しは得意で高校生になっても大倉山の図書館に出かけてはあれやこれやの本を書き写し、おかげで雑多な知識が身についた。そして素晴らしい教師がいたのである。

たとえば万葉集の歌などは斎藤茂吉の「万葉秀歌」に始まり、武田祐吉や沢瀉久敬などの注釈本を調べて、意気揚々と知ったかぶりで歌の解釈、背景などを受け売りをしていたら、なんと国語の教師にその解釈の出所をすべて指摘されて驚いてしまった。生徒以上に教師はちゃんと勉強していたのである。

今は図書館に行かずともインターネットでほとんどのことを調べることが出来る。小学生から大学生まで、教師が何か問題を出せばインターネットで調べるのは今や当たり前のことになっている。そうすると検索に引っかかった文章を適当に組み合わせてレポートを作ることなどは当然予測されることである。何を今更教育関係者は悩むのだろう。それが私にはすんなりとは分からない。

課題を出せば生徒がインターネットで調べるとして、教師はそれ以上のことが出来るはずである。インターネット上で生徒がヒットした資料を教師がヒット出来ないとするとそれは教師の負けである。生徒が提出したレポートの内容を遙かに上回る情報を教師が持っておれば、レポートの材料の出所は直ちに指摘できるであろう。それが出来てこそ教師なのであって出来なければ教師としては失格、潔く転職すべきである。

情報量において教師が生徒の優位に立てば、後は教師としての本領を発揮するだけのことである。たとえ丸写しであれ生徒が自発的に起こした行動を無駄にすることはない。レポートは手書きと決めることだけでも生徒は「コピペ」を自分で書き写さないといけない。それだけでも「学び」になるというものだ。教授法を工夫すれば「コピペ」を出発点として到達点はいくらでも伸ばすことが出来る。

日経夕刊には次のようにモラル教育の重要性を指摘する意見が紹介されているが、私もまったく同感である。「引用する際は出典を明記する」ことさえ徹底的に生徒に教え込めば、教育関係者の悩みは雲散霧消疑いなしである、いや、そうでなければならない。「コピペ」を発見するソフトが開発されたそうであるが、そのようなソフトに頼るようでは教師失格と心得るべし。




JRに考えて欲しい飛び込み防止策

2008-07-13 17:38:19 | 放言
7月11日(金)に大阪いずみホールでのコンサートに出かけた。終わったのは午後9時前で環状線で大阪駅に出て、神戸方面に向かう新快速なり快速に乗り換えようとしたら何かアナウンスが聞こえてきた。いやな予感がしたら案の定事故でダイアが乱れていたのである。来るときは阪急だったが時間も遅いしJRで最寄りの駅まで行きそこからタクシーで帰宅するつもりであった。

JRをこの前に利用したのは先月6月16日で富山に出かけたときであった。この日も京都線でなにか事故があってダイヤが乱れているということなので、とりあえずプラットフォームに止まっている快速電車に乗り込んだ。神戸から大阪までいつもの倍のほぼ1時間近くかかったが大阪9時42分発の特急サンダーバード11号に辛うじて間に合った。大阪駅に滑り込んだのは9時30分でサンダーバードは2分遅れの発車だった。この日はかなりゆとりを見て家を出たのでよかったが、いつもの調子だと特急に完全に乗り遅れていた。京都線のどこかのガードにクレーン車が接触し、安全性を確認するためにダイヤが乱れたとのことだった。

めったに乗らないJRで2回連続でトラブルに巻き込まれるとはよほど相性が悪いのだろう。翌7月12日朝日朝刊に次のような記事が出ていた。私もこの8万人のうちに入っていたことになる。結局普通電車で帰ったが大阪から神戸の間に新快速一台に追い抜かれただけであった。



2002年11月に大阪市淀川区のJR東海道線塚本―尼崎間で、新快速電車が線路内で遊んでいた中学生と接触。その中学生の救助作業をしていた救急隊員2人が後続の特急「スーパーはくと11号」にはねられ死傷した事故をきっかけに、JR西日本では安全管理体制を強化して運行制限の範囲を広げた。そのせいで人身事故が発生する度に影響を被る乗客が飛躍的に増加したように思う。死を選ぶ自由を私は否定しないが、自分の行為が多くの人に計り知れない迷惑をかけることに気づけば、場合によれば死を思いとどまることにもも繋がるかも知れない。その具体的な方策をJRも積極的に考えていただきたいが、私なりの提案がある。

私の母方の伯父がかってJRの電車にはねられて死んだ。母の長兄で私が滞米中のことでもあり詳しい話は聞けなかった。その後も母は口を濁して多くを語らなかったが、どうも踏切が閉まりかけたのに伯父が駆け抜けようとして線路内に入りはねられたらしい。遺族はJR(その頃は国鉄時代)から補償話を持ち出されて話が決着するまでにかなりの時間がかかったようである。具体的な金額もまたどのように話がまとまったのかも聞いていないが、適当なところで折り合ったのではなかろうか。

飛び込み自殺があるとJRが余計な出費を強いられるのは事実である。その全額を遺族に請求するのかどうか分からないが、JRから見れば疑いもなく営業妨害であるから損害補償を要求することは筋が通っている。「いい日旅立ち」のイメージとは合わないかも知れないが「飛び込み自殺をすれば遺族が補償で大変なことになりますよ」とのメッセージをなんらかの形で日ごろ明確に発信して、少しでも理性の残る自殺願望者に思いとどまらせるようにしてはどうだろうというのが私の考えである。


ついにADOBE ACROBAT 9 PROへアップグレード

2008-07-12 16:58:19 | Weblog
Adober Acrobat 6.0 Profeeesinalを長年愛用してきた。たとえば最近の使用例はGoogleによる検索結果の画面の私のブログへの掲載である。まずAcrobatをファイル>PDFの作成>Webページとクリックして「WebページからPDFを作成」のウインドウを開き、検索画面のURLを入力してPDFファイルを作成する。Acrobat上でこのファイルをJPEG形式で保存した後は、このファイルの必要箇所を画像処理ソフトで選択し、その画面サイズを決めてJPEGファイルとして保存すると引用画面の出来上がりである。

Acrobatが7.0、8.0とバージョンアップを繰り返してきたが、私には新しく追加される機能はいらなかったのでアップグレードはせずに6.0を使い続けた。ところがAdobe Reader 8が勝手にパソコンにインストールされるようになってからAcrobatの使い勝手が悪くなってしまった。私は上にも述べたようにPDFファイルをよく加工するものだから、ウエブサイト上でPDFファイルをAdobe Reader 8ではなくて6.0 Profeeesinalで開くように設定を変更した。そうすると最近ではほとんどのPDFファイルを開くことで出来なくなったのである。PDFファイル作成に最近のバージョンが使われ出したせいであろう。Intermet Explorer 7では余計な操作が入るがそれでも6.0 Profeeesinalで開くことが出来るが、FireFox上では駄目なのである。

それも理由の一つであるがいろいろと新しいお遊びも出来そうなので、昨日(7月11日)大阪に出たついでにヨドバシに寄り、発売されたばかりのAdobe Acrobat 9 Proのアップグレード専用パッケージを購入してしまった。



新しいバージョンのインストールで上に述べたような不都合は解消したが、アップグレードのたびに約2万円の出費は痛い。高すぎると思う。殿様商売のAdobeの牙城を覆すベンチャーの出現を期待するとしよう。

山本モナさん、宇野千代さんを目指しましょう

2008-07-11 13:29:47 | 放言
モナ・ニュースがマスメディアを駆け巡っている。nikkansports.comの芸能ニュースで「【山本モナ】不倫疑惑をまとめて読む」を読むと経緯が一応は分かる。民主党の代議士となにかがあってテレビ番組から降ろされ、その復帰第一回目の自分がキャスターを務める番組のあとで巨人軍の野球選手とまた何かがあって、ふたたび謹慎させられることになったとか、なかなか可愛いお方である。と言っても私が彼女をテレビで見たのは確か「ニュース23」番組の中であったと思う程度なのである。なにか騒ぎがあると私は野次馬根性丸出しでテレビを観たくなるのに、早くもお休みとは残念なことである。

私はこういう奔放な芸人さんが大好きである。世の中の人がすべて私のような石部金吉ばかりだとてんで面白くない。しかし実は石部金吉さんも型破りの生き方をする人から日々生きる上で大きなエネルギーを貰っているのである。自分の向いている方向だけが人生でないことを教えて貰えるからである。似たもの同士では刺激も励みも何も生まれない。そういう味のある芸人さんを育てるのが芸能プロだろうと思うのに、なにかあると事なかれ主義でテレビから引っ込めるとは理解に苦しむ。その点、巨人渡辺会長が今回の騒動について、報道陣に「君らだってやってんだろ。同じようなもんじゃねえか」と吐き捨てるように話した、と言うのはさすがである。

ふと宇野千代さんを連想した。もちろん今の時点ではモナさんとは比べものにならない人生の大達人であるが、この方の奔放な生き方は筋金入りであったようだ。まず何人かの男と浮き名を流し、その延長線上に現れ生活を共にした男が尾崎士郎、東郷青児、北原武夫と続く。それぞれが日本文化の積極的な担い手であった人たちである。そのほかに何人の男がいたことやら、黒柳徹子さんが「徹子の部屋」で文化人の名前を次から次へと挙げていくと、「寝た、寝た、寝ない、寝た、寝た・・・」と返事が返ってきたそうで、「あんなに、寝た、寝たとまるで昼寝でもしたように話する人にははじめてお目にかかった」と徹子さんをして言わしめたそうである。モナさんにはこれからも文化人はもちろんのこと法曹人とか学者とかにも手を伸ばし、大成の肥やしとされんことを老僕心ながら念じる次第である。


朝食にピタパン

2008-07-08 18:55:35 | Weblog


三宮そごう地下の「アンデルセン」で売っているピタパンは私の好物であるが、夕方にはたいてい売り切れている。一個だけ残っているのを買って帰った。小麦粉値上がりのせいで以前は70円そこそこだったのが今や80円もする。

オーブントースターで焼き上げると皮がパリパリになるがそれがよい。間にはさむ物はだいたい決まっている。先ずはハムで「宮崎 えびの高原 ホワイトボンレスハム」を二三枚はさむ。このハムは優れもので、開封したまま賞味期限を3週間過ぎたものでも冷蔵庫に入れている限り外観も味もほとんど変わらなかった。たまたま冷蔵庫にあるのを食べた後で賞味期限に気づいて分かったことなのである。東国原知事の宮崎県知事就任より遙か以前からのお付き合い。



次は親指大キュウリのピックルスを小口切りにする。わが家ではこのピックルスを欠かしたことがなく、いろんな料理に顔を出す。あまり酸っぱくないのが好みで、ドイツ製のもののなかから選んでいる。



そしてチーズ。たまたまIKEAで買ったスエーデン製のチーズ、薄くスライスしているのを二枚はさんだ。時にはゆで卵の薄切りやサラダ菜などもあれば挟む。



たったこれだけなのに材料が揃うのにその流通経路を考えると世界規模だから驚く。贅沢だなあと思いつつ美味しく頂く。


J:COMウルトラ160M回線の現状

2008-07-07 16:52:13 | Weblog
このごろ私のブログで「J:COMウルトラ160Mコース」の関連記事へのアクセスが多い。これから導入を考えておられる方、また現在使用中であるがどうも調子がおかしいと感じておられる方からのアクセスだろうか、と想像している。いずれにせよ「ウルトラ160M」への関心の高さがうかがわれる。7月3日にも「160M 速度」をGoogleで検索して私の記事にアクセスされた方がいた。その日はなんと1140万件のトップにランクされていたのである。



同じ検索で今朝は892万件のトップに現れている。



ところがよく見るとそれぞれが異なる記事なのである。どういう検索の仕組みでそうなるのか分からないが、1000万件前後のトップに出てくるのはなんとなく気味が悪い。それにそのタイトルが私の意図とは異なるがJ:COMウルトラ160M回線のネガティブ・キャンペーン的色合いなのもまた気に掛かる。まだすべてのトラブルが解消したわけではないが、日常の使用では下りが80Mbps台、上りが8Mbps台の速度が維持されているので、トラブルの解決策とあわせて現状をお知らせする。ちなみにわが家ではモデムからルーターを経て有線もしくは無線でパソコンに接続しており、ここに挙げたデータは有線接続のものである。

下り速度が2Mbps台まで低下する現象がモデム交換でとりあえず回復したことは6月23日に記したとおりであるが、その後も日によって朝パソコンに電源を入れた直後に下り速度が数メガ台に低下することを7月1日に記した。しかしこの速度低下はモデムの電源コードを抜き差しするだけで直ちに80メガ台に回復するので日常の使用には気にならない。そのうちにモデム・メーカーの解決策の知らせがJ:COMから届くことだろう。

隣組と洞爺湖サミット

2008-07-06 18:30:41 | 放言
昔話になるが私の朝鮮時代の頃、遅まきながら京城でも隣組が作られることになった。この戦時下隣近所お互いに協力し合いながらこの難局を乗り切りましょう、というような趣旨だったのか。Wikipediaは《かつて日本にあった制度で、1940年に初めて明文化された。町内会のさらに下にあり数家庭ごとに一組を組織し、配給の効率化や思想統制を図った》、《隣組は内務省が布告した「部落会町内会等調整整備要綱」に基づく5軒から10軒の世帯を一組とし、団結や地方自治の進行を促すための集団である》と説明している。「隣組」というテーマソングまであって、「とんとんとんからりっと隣組」とはずむようなリズムが調子よくて子供同士で声を合わせてよく歌ったものだ。だから今でもちゃんと歌える。

三坂通りのわが家の加わった隣組には大地主だか大富豪がいた。わが家の百軒分以上の広大な敷地に塀を巡らせてあって、長方形の一辺は通り道に面していて子供たちの格好の遊び場所になっていた。ボール遊びや15センチぐらいの小さな棒切れを30センチぐらいの大きな棒切れで弾いて打って飛ばすという朝鮮野球(と呼んでいたと思う)などをよくしていて、塀の中に棒切れなどが飛び込むとそれを取るために私も塀をよじ登り中にり込んだものである。ついでに探検して廻ったが立派な果樹園のあったのを覚えている。両班(やんばん)が朝鮮の文臣、武臣の両支配階級を指すことは最近の韓国ドラマのおかげで日本でも知られてきたが、私たちはこの大富豪を単純に金持ちの意味でヤンバンと言い習わしていた。この言葉は今でもわが家では生きている。

戦争が始まった年だったか隣組の初めての集会がこのヤンバンの家であった。凄いご馳走が出たと父が語っていた。毎月一度隣組回り持ちで常会という名目のご馳走会が開かれて、やがてわが家の当番になった。母の嫁入り道具だったのだろうか、脚のついた塗りのお膳十客分が二階の二間続きに並べらた。大張り切りの母が隣近所の助け合いで料理が調えたのである。しかしご馳走会は長続きせずにいつの間にか立ち消えになり、消火訓練や竹槍訓練などを隣組でするようになり、そして結局は戦争に負けて日本人は着のみ着のままで日本に引き揚げた。何のための隣組だったのか。

明日から始まる洞爺湖サミットからこの隣組の話を連想したのである。私はG8サミットなんて隣組ではないが、先進?八カ国のご馳走会のようなものだと以前から思っているので、関心もなければ期待もしていない。ただのお祭り騒ぎ、そして今回も地球温暖化だとか騒いでいるが、日々の天気予報すらままならぬ予報技術しかないのに、どうして何十年先の事など予測できるというのだ。コンピューターを使ってのシミュレーションごっこに過ぎない。それなのに二酸化炭素排出権がどうのとか、お金のやりとりの話だけが先行している。地球の温暖化なんてナンジャラホイで地質学的年代スケールでみると下図(出典は dawn of man The Story of Human Evokution, By Robin McKie, Dorling Kindersley Publishing, Inc., 2000)でも分かるようにアフリカに原人が出現してから今に至るほぼ200万年の間に数十回もそれぞれの原因が複雑に絡み合って寒暖を繰り返しているのである。このスケールの上では50年、100年なんて芥子粒の大きさに過ぎない。宇宙スケールで地球寒暖の変動をもたらすメカニズムが解き明かされてもいないのに(その時は永遠に来ないかも知れない)、50年、100年先のことだから予測が出来ると思うのは人間の思い上がりである。100年先に予測が間違っていることが判明しても誰ももはや責任が取れないことだけははっきりしている。地球温暖化、すべてが下手な考え休むに似たり、である。かりに現在温暖化に向かっているとしても、何万年もすれば必ず寒冷化に向かうし、いずれにせよ心配せずとも人間のDNAはどこかで生き残る。



地球の温暖化よりわれわれにとってもっと身近で早急に解決すべき課題が目前にあるではないか。原油と食料の異常な価格高騰である。全世界の人々の生活が大きな影響に晒されている。目にはっきりと見えているこの異常な状況変動にG8サミットが即刻対策を立てることこそ急務であろう。G8サミットがご馳走ごっこではなくてせめてマフィアのボスの集まりであるコミッションのように、原油価格、食料価格の高騰をもたらし不当な利益を上げたものに実効ある制裁を加えるぐらいの力を期待したいものであるが、実は私はとっくの昔に諦めている。だから洞爺湖サミットのニュースなんて見る気もしない。


エアコン購入決定

2008-07-03 22:42:03 | Weblog
昨日(7月2日)ヤマダ電機に出かけて、話が進んでいたエアコンの購入を決めた。富士通ゼネラルの製品で機種はASZ28T。加湿機能のあるD社の製品に惹かれていたけれど扱っていないのだから仕方がない。店の売れ筋一番、二番でなく三番手を勧める店員の説明がよかったので、それに乗った次第である。富士通の派遣店員かと思ったが、昨日は店内に「メーカー説明員」の首輪?をつけた人を見かけたものの、この店員はつけていなかったので多分純正のヤマダ社員なんだろう。私は好感を持った。

本体価格は16万円。5千円安くして貰うために日を改めて出直したのだからご苦労なことである。それにリサイクル券が3150円で合計がなぜか163140円を支払った。私の部屋は二階で室外機は屋外地面上なので配管の長さが4メートルを超えるが、その超えた分を工事の人に払うことになる。配管の化粧カバーは現在あるものを使うことにした。工事代金は撤去と取り付けがともに無料。これで古いエアコンが新しいものに入れ替わることになる。どういうつもりか知らないが缶入り発泡酒を6本を差し出されたので、高級官僚ではないありがたさで遠慮なく頂いた。ほどなく配達されてきた日経夕刊に偶然にもこの製品の広告が大きく出ていた。何かの縁であろう。明日取り付けにやってくる。これでエアコンから水漏れエアコン水漏れの簡易撃退法と続いたエアコンの水漏れ問題が三年越しに解決することになる。

追記(7月4日)
取り付けが夕方完了、二人がかりで作業時間は1時間程度だった。配管は6メートルなので2メートルの超過分が6300円、それで終わりかと思ったら、古い室内機の撤去に3150円を追加請求された。撤去費は無料だと聞いていたが、二階にあるので標準撤去費からの差額分だという。二階に取り付けることは契約時に分かっていることなのに、その時は説明がなかった。発泡酒で誤魔化されてしまったようである。それと室内機、室外機とも古い機種に比べてそれぞれ一回りは大きくなっているのが以外だった。いろんな機能が増えた分、大きくなったのだろうか。そういえば「お部屋の温度24度、湿度はおよそ55%、室外の温度は26度です」なんてリモコンのキーを押すと云ってくれるのが便利でよい。これからしばらく使い勝手をいろいろと試すことになりそうだ。