三宮そごう地下の「アンデルセン」で売っているピタパンは私の好物であるが、夕方にはたいてい売り切れている。一個だけ残っているのを買って帰った。小麦粉値上がりのせいで以前は70円そこそこだったのが今や80円もする。
オーブントースターで焼き上げると皮がパリパリになるがそれがよい。間にはさむ物はだいたい決まっている。先ずはハムで「宮崎 えびの高原 ホワイトボンレスハム」を二三枚はさむ。このハムは優れもので、開封したまま賞味期限を3週間過ぎたものでも冷蔵庫に入れている限り外観も味もほとんど変わらなかった。たまたま冷蔵庫にあるのを食べた後で賞味期限に気づいて分かったことなのである。東国原知事の宮崎県知事就任より遙か以前からのお付き合い。
次は親指大キュウリのピックルスを小口切りにする。わが家ではこのピックルスを欠かしたことがなく、いろんな料理に顔を出す。あまり酸っぱくないのが好みで、ドイツ製のもののなかから選んでいる。
そしてチーズ。たまたまIKEAで買ったスエーデン製のチーズ、薄くスライスしているのを二枚はさんだ。時にはゆで卵の薄切りやサラダ菜などもあれば挟む。
たったこれだけなのに材料が揃うのにその流通経路を考えると世界規模だから驚く。贅沢だなあと思いつつ美味しく頂く。