木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

新しい道

2004-09-20 13:36:37 | インポート
 プロ野球が日本球界史上初のストライキに入っている。
ストライクはいくらでも入れば良いが、ストライキは深刻
な問題になる。

 私見だが、企業スポーツとしての姿が今よく見て取れる。
経営側とスポーツに対する認識のあり方。選手とファンの
感覚と経営側との感覚との相違。
 企業のスポーツである以上は、その大義は企業宣伝の為
ということになるし、経費問題や経営状況から来る選手の
年俸や球団維持費などが現実問題として重くなってくる。
 企業である以上、企業が退けば根こそぎ球団も消滅して
しまう危機に瀕してしまう。

 バファローズは大阪で長年の実績があり地域に密着して
いるので可能ならば大阪に残す道が妥当かとも思う。その
手法は、名乗りを挙げた企業が無理となったならば大阪市
が共同経営に乗り出す第三セクター方式ではいかがかと思
う。第三セクターはあまり良い印象を残していないが、こ
こで第三セクターがプロ野球を救うということも必要かも
しれない。
 又、大阪では無理ということになるならば仙台を本拠地
とする案が好ましいだろう。ここでも同様に企業では無理
ということになれば仙台市、宮城県などが第三セクター方
式で新しい球団と野球文化の定着に取り組んで、幅広い文化
と産業として野球を育む可能性を模索して欲しいと思う。

 大阪バファローズになるのか、仙台バファローズになる
のかそれとも企業球団として羽ばたくのか。
 何れにしても新しい道になる。

コメント
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