木村正治のデイリーコラム

木村正治(きむらまさはる)が世の中の様々な事項について思う事や感じた事を徒然に綴っています。

地域と産業、そしてスポーツ

2004-09-22 00:52:43 | インポート
 地域とスポーツ、産業との視点で考えてみたい。
 例えばプロ野球を通して見てみる。

 経営方式は違いがあるが現在での本拠地は、
  北海道 北海道日本ハムファイターズ
  千葉  千葉ロッテマリーンズ
  埼玉  西武ライオンズ
  東京  読売ジャイアンツ
      ヤクルトスワローズ
  横浜  横浜ベイスターズ
  名古屋 中日ドラゴンズ
  関西  阪神タイガース
      オリックスブルーウエーブ
      大阪近鉄バファローズ
  広島  広島東洋カープ
  博多  福岡ダイエーホークス
 
 となっており、全国的な広がりを見せつつある。
 かつての関東圏と関西圏とに球団が集中していた頃よりも
地域に見る多様性が出て今のほうが私は面白い。
 特に広島カープは地域球団の先駆けとして勝敗を超えて応援
したい。又、福岡ダイエーも地域球団としての存在になっている
し、横浜も中日も地域的に特色がある。阪神は地域的でもあり
全国的でもある特異な存在だ。
 阪神タイガースの成績が関西経済を活性化させることもあり、
スポーツが経済と連動する典型的な事例でもある。
 昨年の日本シリーズは阪神とダイエーの対戦だったが、各
本拠地がまさに地域色そのものでそれぞれが本拠地で勝利した
という記憶に残るシリーズだった。

 さて、もしも仙台にバファローズが誕生したらと考えてしまう。
 バファローズの名称がよく似合う。牛タンの街でもある。東北
各地の牧場などと関連させて「牛」をキーワードに産業が動き出す
可能性がある。
 勿論、大阪にバファローズが残ることも楽しみである。
 仙台という洗練された文化性の高い街と、大阪という力強く
潜在力のある街と、どちらに球団が新たに定着しても、選手にも
ファンにも地域にも良いものとなるだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする