今日、ある社長さんが来店され様々なことを話してくれた。最近の賃貸も、2万円台を求める人がチラホラ見られるようになった。バブルの絶好期には、考えられないことである。それだけ所得水準が低くなったのだろう。人件費も日本人は時給1500円、外国の○○人は６０円との事。これでは、企業家（特に製造業）は、海外に拠点を求めて、国内は空洞化する一方である。特に中国では年収１億円を稼ぐ人（富裕層）が出てきている一方で、一日、1ドルで生活している人も居るそうな？ 真偽のほどは分からぬが、経済格差が広がっているのは事実のようだ。日本も、口蹄疫の広がりと共に、政府の景気浮揚の強力な施策が望まれる。
しばらく振りの休日となった昨日は、五月晴れの絶好の散歩日和でもあった。近くにある半田山自然公園を散策した。山開きの初日とあって、山小屋周辺は大混雑であった。ここは半田沼の周りを一周するコースで、老若男女を問わず、自然の景色を楽しみながら散歩が出来る。標高８６３．１ｍで民話と銀山跡、更には長年に亘る治山事業の歴史を秘めている。約8年に亘る整備の後、昭和63年に完成したとの事。身近に居ながら、ついぞ知らなかった。管理は伊達郡桑折町半田山管理センター（０２４－５８２－４５９０）である。家内と遊歩道散策をしていたら、両手にスキーの杖をつきながら歩いている一団に出会った。その中のリーダー格のｗ氏から、これはノルデック・ウオーキングと言って、身体全体を使って歩く方法で、足に負担をかけない歩き方との事。普通の歩き方以上に効率がよく、メタボ対策にも、お勧めできるそうな？ 様々な収穫を得て下山した。帰りは重要文化財・旧伊達郡役所を見学して帰宅した。桑折町の様々な観光資源を堪能した一日となった。
5月の連休は、我々サービス業にとり、1年のうちの数少ない休日に当る。折角の4日間の休みなので、何か一つでも覚えることにしている。今回は日本でも1530万人が利用していると言われているスカイプを学んだ。幸い懇意にしているパソコンに詳しい人に、家庭教師を依頼した。恥ずかしい限りだが、高齢者にとって日進月歩の技術の進歩の速さに追いつくのは容易ではない。テレビ電話などは、遠隔地でもお互い身近に感じられる。これが海外でも情報の交換に、きめ細かな対応が出来る。ここまで進んだ技術の進歩には、驚くばかりである。何とか仕事に役立てたいものである。
７０の手習いでピアノを始めて３年、今日は年一回の調律の日である。ホコリをかぶっていたピアノを使用するようになって、定期的に調律するようになった。すっかり馴染みになった調律師さんから、色々な話を聞いた。私はヤマハであるが、スタンウェー（ドイツ製）やプレイエル（フランス製）は、頑丈で（日本製では真似のできない）音質が、とても優れているとの事。因みに値段を聞くとスタンウェーは１８００万円ぐらい、プレイエルは２５０万円ぐらいで、いずれも我々には、高値の花であると共に、身分不相応？ピアノ教室に通い出してから、高齢者は私一人であったのが、現在では４人に増えた。ここにも少子高齢化の影響が出ている。高齢者は、昔希望しても、財政・時間の余裕が無く、定年後になって、ようやく心に秘めていた長年の希望が叶えられる状況が出来たのだろう。高齢化の影響は日常生活全てに及んでいる。政府も７０・８０代（栄養・医療の向上により）の現在の高齢者（昔の５０・６０代に匹敵）の活用を考えては如何だろう？ 元気な人も多いのだ。経済の活性化につながりはしないか？
昨今の不景気を反映するように、取引の内容は、賃貸・売買共に異常なものが多くなった様に見受けられる。相続・離婚などが増えてきたのだ。反面、サラ金がらみの物件が少なくなった。法の改正を受けて、弁護士さん・司法書士さんが、盛んに広告で呼びかけている。その影響からか、消費者金融会社も店じまいする店舗が増えている。
先月所属する団体の会議が仙台であり、東北6県の会社が集まった。総じて賃貸件数の落ち込みが目立ち、各社とも売り上げを落としている。賃貸で目立つのは生活保護を申請し、借家を求める事例が何件か各地（６県）で見られる。景気低迷による困窮者の増大化？ それと不動産売買の価格の低価格化が顕著である。景気低迷による消費者の行動が消極的になっているのだろうか？ 議員さん方も、景気浮揚策を本格的に講じて貰いたいものだが～。