放射能と風評被害

今日の新聞に首相の「事故収束」宣言の記事が大きく出た。これに対し「現実無視の演出」等と批判の声が出ている。凡人の私など、その真相については、把握出来る訳も無い。さて、今日は白河市に在る家内の実家へ、お歳暮に出掛けた。序でにインスペクターを持参して、放射能を測定した。驚いたことに東京並の低さではないか？ 数値は今日のツイツターに記載して在る。福島の北部と南部では、こうも違うのかと驚いた。風評被害で福島産と言うと、全て拒否反応が出される。しかし、年末には、浜松の友人に実家のお米を、大量に購入してもらった。このお米は、農薬や化学肥料を極力抑えて、天然ミネラル肥料を多く使って作った特別栽培米である。更に放射能の検査を行ない、安全性を保証して居るなど、懸命の努力を傾けて居る。実家では、浜松の友人の好意に、涙が出るほど喜んで居た。報道では、マスコミもマイナス面ばかりで無く、もっとこのような事例も取り上げて欲しいものだ。お米作りだけでなく、様々な職業には、名人技の人も多く居ることを、知って欲しいものだ。そうでないと、福島の産業は錆びれる一方になる。放射能報道の、あまりの多さに気が滅入る。