親族のお通夜のために上京した。福島を離れ白河を過ぎると、刈り取りの終わった田んぼが延々と続く。今年も豊作のようだが、米の価格は据え置かれて、農家の方には諸物価高騰のおり気の毒に思う。東京駅から郊外に向かうと、ビル群が林立して居る。東京と農村部の格差が広がっていて、その社会現象は、さながら日本の縮図の様に感じられてならない。
政治家の先生方皆様には、経済政策を強化して、公平に所得格差の是正をしていただきたいものと思う。
それにしても季節の変わり目は、慶弔の話が多いのには、驚かされる。
そんなことを思いながら、お通やへと向かったことである。
そこでは、喪主を助けて、お嫁さんが、段取り実行など、全てを担って懸命に働いて居た。どこの家庭も同じようかもしれないが…。お嫁さんは、昔も今も縁の下の力持ちのような気がします。その努力は、家事をこなした他、育児・教育と多岐に亘って居る。
女性の働きは、つくづく偉いものと思う、心から敬意を払いたい。多趣味で温厚なお父様は、天寿を全うされて黄泉の国へ旅立れれた。故人を偲び、心からご冥福を祈りたい。合掌
