毎日毎日、川の流れのように、慌ただしく、時が過ぎ去って行く。今日は、知人のお通夜に出席した。静寂のなかで、一瞬、時間が停止した。葬儀と違って坊さんの法話が、私の秘やかな楽しみでもある。 今日は、天台宗の女性の坊さんである。お話が素晴らしく、又感銘を受けたのでここに披露したい。
通夜とは、逮夜とも言うそうな。①、仏様に魔がささぬように、夜を徹っして、お守りする。 ②、仏様の生前での活躍を褒め称え、思い出す事。 更に、お葬式とは、元々、昔、お釈迦様が、お父様を亡くされた時、ご自分がお父様に、養育されたご恩に報いる為に、生きている間、死ぬまで供養続けても尚、養育されたご恩には、到底及ばない。山よりも高く、海よりも深しとも言うが、2000年前も、現在においても変わらぬ真理を説かれた。自分の日常を省みると恥ずかしい。自分の心に、爽やかな余韻を残した一夜でもあった。
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