香港は観光と金融の町である。以前、来たときに比べ、中国本土より資本が入り、一段と綺麗な町になっていた。午前中はあちこち見学し、電車で深圳へ向かった。約1時間の乗車である。深圳入国にはパスポートと、入国書類の記入が必要である。香港は中国に返還されたと言っても、制度も法律も中国のそれとは、別であるためらしい。人民元が使えないのだ。ようやく入国手続きを終えて、深圳市内へ。何処を歩いてもほとんど若い人
が多い。溢れるパワーにはビックリする。まず有名な深圳タワーに上る。69階建て最上階にある展望台から見渡すと、東西南北、周囲をビル群の林で取り囲んでいる。深圳は1300万人(香港の倍)の人口で、大都会でもある。鄧小平が香港に負けない、経済特区第1号として力を入れただけのことはある。1980年から約30年、激しい急成長に、溢れるパワーを実感した。帰りは又、入出国手続き後、電車で香港へ。川一つで香港側と、深圳側に分かれるのには驚いた。更に香港側は、田園風景で、深圳側はビル群である。
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