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空幕長更迭事件と政府の姿勢

2008-11-09 13:42:56 | 国際・政治

連日のように、田母神前空幕長の話題が、新聞・テレビに載っている。私は、平成20年11月6日付・産経新聞16版に、東京大学名誉教授・小堀桂一郎先生の論文が、載っていたのを思い出した。その要旨を引用すると、「田母神論文は、従来の政府の統一見解に反するから、更迭されたとのことだが、前空幕長は、日本は、侵略戦争をした」と言う東京裁判史観に、真っ向からの反論をした。田母神氏は、空幕長としての激職に耐えながら、よく、これだけ、歴史を勉強して、論文にまとめ上げたものと、先生は書いておられる。生徒に教える最高の教材にしたいほど、とも言っておられる。更に、決定的な罪過は、平成7年の村山富市談話であると、先生は述べている。それ以降の同胞拉致・領土問題・靖国公式参拝の解決が遅れ、国民の名誉と安全が脅かされている」

このような小堀先生の投稿を見て、私も、同じ感想である。戦後の政治家の方々は、現代史の勉強不足なのではないだろうか? 自由に意見を述べ、議論を交わすのが、民主主義社会ではないだろうか?それを、勉強も事実調査もせず、言論を一方的に圧殺するのは、どれだけ国益を損ねているか、本当に情けない気がする。敗戦後60年も経つのだから、本格的に調査し、正誤を判断すべき時期に来ているのではないだろうか? よくこれだけ、勉強して、精緻な論文にまとめ、注意を喚起してくれた勇気を讃えたいと思うのは、立場上はどうあれ、相当数の国民が思っていると考える。