紅白の「千日紅」が、公園の花壇に咲いていた。
誰が水遣りをしたのか、花びらにも葉にも未だ水滴がタップリと残っていた。花だけ見れば「白詰草」によく似ているが、全くの別品種らしい。隣りには深紅の花が咲いていた。この花のドライフラワーを見たことがあるが、深紅の色合いは生の状態と殆ど変わっていなかった。
「千日紅」との名前は、想像であるが、その辺から来たものかもしれない。
深紅の花の写真は、鮮やかな花の色がハレーションを起こして、花の周辺の色合いが変化してしまった。素人カメラマンは、どの様にしたらこの現象を防げるのか、知識が無いのがもどかしい。色フィルターを付ければ、深紅の花を写せるのかもしれないが・・・。
昨日のパーティーで、これと似た現象を見かけた。二人の男がハシャギ過ぎて、スピーチに横車を押し、指名された方々は殆ど話すことすら出来なかった。周りの顰蹙を買っていることに、ご当人達は気付いていないのが哀れであった。心したいものだ。
夕されば渇く花壇の花々に
打ち水のあと心いやしぬ
紅白の千日紅は響きあいて
花壇に咲くを写真に見てしか
目立たむとはしゃぐ男ら哀れなり
自ら気付くを見まくほしけど