1週間程前にリビアに戻ってきた。正直言ってまたこの国に戻って来るかわからなかったのだが、幸運にもアサインメントがとれたので、今回はちょっと長めの1ヶ月程の滞在になる。
2ヶ月前とはうってかわって、反カダフィ派によって戦闘の前線へのアクセスが厳しく制限されており、一般市民やジャーナリストはまったく立ち入ることができない。あくまで私見だが、イギリスかフランスの特殊部隊が入っていて、それをジャーナリストに見せたくないんじゃないかと推測している。
まあ現在は戦闘自体も3.4日おきに砲弾の応酬をするくらいで、ほとんど硬直状態になっているようだが、それでも今回は全く前線に足を踏み入れていない。その代わりというわけではないが、フィーチャーの撮影をしながら一般人たちと接する機会はかなり増えて、これまで知らなかったなかなか面白い話も耳にできるようになった。
そんな話しをいくつか -
* 90年代はじめまで、バナナをはじめとしたフルーツや、チョコレートなどは店頭で手に入らなかった。これらのものはカダフィ曰く「贅沢品」であり、個人的に密輸しない限り、店頭では買えなかった。
* 英語のプリントされたTシャツもタブー。2000年代はじめまで手に入らなかった。
* 服を買うときも自分で選ぶことはできず、ただすでに袋に入ったものを渡されるだけ。正確に何が入っているかはわからないので、店の外で欲しいものや自分に合ったサイズのものと客同士が交換しあっていた。
本当かね?というようは話しばかりだが、それが現実の生活だったらしい。現在は政局の動きも少なく、ある意味退屈なのでせめて滞在中にもっと面白い話しが聞けることを期待しようと思う。
(もっと写真を見る http://www.kunitakahashi.com/blog/2011/05/27/back-in-libya/ )
2ヶ月前とはうってかわって、反カダフィ派によって戦闘の前線へのアクセスが厳しく制限されており、一般市民やジャーナリストはまったく立ち入ることができない。あくまで私見だが、イギリスかフランスの特殊部隊が入っていて、それをジャーナリストに見せたくないんじゃないかと推測している。
まあ現在は戦闘自体も3.4日おきに砲弾の応酬をするくらいで、ほとんど硬直状態になっているようだが、それでも今回は全く前線に足を踏み入れていない。その代わりというわけではないが、フィーチャーの撮影をしながら一般人たちと接する機会はかなり増えて、これまで知らなかったなかなか面白い話も耳にできるようになった。
そんな話しをいくつか -
* 90年代はじめまで、バナナをはじめとしたフルーツや、チョコレートなどは店頭で手に入らなかった。これらのものはカダフィ曰く「贅沢品」であり、個人的に密輸しない限り、店頭では買えなかった。
* 英語のプリントされたTシャツもタブー。2000年代はじめまで手に入らなかった。
* 服を買うときも自分で選ぶことはできず、ただすでに袋に入ったものを渡されるだけ。正確に何が入っているかはわからないので、店の外で欲しいものや自分に合ったサイズのものと客同士が交換しあっていた。
本当かね?というようは話しばかりだが、それが現実の生活だったらしい。現在は政局の動きも少なく、ある意味退屈なのでせめて滞在中にもっと面白い話しが聞けることを期待しようと思う。
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