Kuni Takahashi Photo Blog

フォトグラファー高橋邦典
English: http://www.kunitakahashi.com/blog

慌ただしい師走

2005-12-13 23:20:46 | 報道写真考・たわ言
シカゴにもどってからまた忙しくなってきた。

石油プロジェクトのためにシカゴで撮らなくてはならないものも沢山あるし、水曜日からはルイジアナにある石油プラットフォームの取材のために数日間また出張だ。

毎年年末は写真コンテストのための準備で写真の整理に時間をとられるし、まさに「師走」の字の如く、今月は駆け足で物事をこなしていかなくてはならない。(この例え、正しいのかどうかちょっと疑問?)

時差ぼけのほうは少しずつ回復しているのか、夜はだいぶ起きていられるようになったが、朝はまだ5時には目が覚める。まあやることが多いので一日が長くなっていいのだけれど。。。

今日はまず郵便局からスタートして、そのあと歯医者、そして午後はずっとプロジェクトのための撮影で、夜はレポーターとのミーティング。

以前このブログで「何もしない時間」のことを書いたことがあるが、ここにいるともうそんな時間は夢でしかないなあ、と、ふとあのドバイでのひとときが懐かしくなった。


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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
時間の貯金 (jojo)
2005-12-14 00:19:37
余った時間を貯金して、忙しい時に使えるといいですね。



でも、そんなことをして「時間泥棒」に盗まれてしまうと困るけど。
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ルイジアナ (Fumi)
2005-12-14 12:52:31
「忙しい毎日」が邦典さんらしい!?

極寒のシカゴからルイジアナへ!いってらっしゃい(^o^)/
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歯は大切に。 (kiyo)
2005-12-14 20:55:07
ありゃりゃ、歯医者さんですか。取材先では歯もみがけないことが続くんでしょうね。水もないだろうし。キシリトールガムを持って行くといいと思います。(まじめな話・・)

それに、歯をグッと噛み締めることも多いのでしょうね。私も自分では知らぬ間に、歯を噛み締めるくせがあったらしくて、歯医者さんで「歯が磨耗していますよ。」と忠告されました。この日常で何をふんばってるんだかネー? 本人は鈍くて自覚がないのに、身体は正直なのかな。

それはともかく、日本語って面白いですよね。12月を師が走る、しわすと言う。英語だとDecemberだけですよね。日本中、先生たちが走ってまーす。
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Unknown (わかこ)
2005-12-15 11:44:16
「何もしない時間」がいかに貴重で贅沢だったかというのは、就職してようやく分かりました。



でも、「何もしない時間」はとても貴重で大切で必要であるとは、頭では分かっているのですが、何故か、何故か、何もしないと、その日の終わりにとてもguiltyに感じてしまうのです。すごく矛盾しているのは分かっているのですが。



学生の頃、時間は無限に腐るほどあるような気がしていたのですが、実は有限だったんだな~と、終わってから気づいた。だから、今、何かしないともったいない、と、焦っているのでしょうか。



jojoさんのおっしゃるとおり、余った時間、貯金できるといいですよね。ちなみに、「時間泥棒」って、もしかして、ミヒャエル・エンデの「モモ」から引っぱってこられたのでしょうか。私がとても好きな本のうちの一冊であるので、少し反応してしまいました。

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わかこさんへ (じょじょ)
2005-12-15 21:29:35
>ミヒャエル・エンデの「モモ」から引っぱってこられたのでしょうか。



そのとおりです。

わかってくださってうれしかったりして。



そして、写真集の中にもモモが登場しますね。

こちらのモモは男の子ですが。
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じょじょさんへ (わかこ)
2005-12-16 01:40:57
じょじょさん、お返事、ありがとうございます!感激です!



実は、高橋さんのHPのゲストブックのじょじょさんのコメントを読んでいて、じょじょさんに興味を持ち、じょじょさんのHPにとんで行ったことがあり、それ以来、じょじょさんのHPを数回拝見させて頂いております。



とても素敵な感じの方だな~と興味を持っているじょじょさんから、まさか、お返事を頂けるとは思ってもみなかったので、今、大変感激しております!



ミヒャエル・エンデの「モモ」は大学時代から愛読しています。エンデが描く「時間」の世界にはとても共感するところがあり、この本に出会ってから、私の時間に対する考え方や人生そのものは、少し変わりました。



はい、写真集にも男の子の「モモ」が登場します。リベリアの子どもたちの写真集ですよね。何回も読みました。高等学校で講師をしているのですが、図書室の司書の先生に頼んで、購入して貰いました。通常2週間しか借りることができないのに、気付いたら1ヶ月以上も独占していました。さすがに、注意を受けました。



今、その写真集を教材に、図書室で読書会を開こうと計画しています。いろいろと難しい状況がありますが、だんだん形が見えてきています。一人でも多くの人に、高橋さんの写真とメッセージを知って欲しいと思っています。
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Unknown (Kuni Takahashi)
2005-12-16 01:46:18
「時間泥棒」面白そうですね。本屋でさがしてみます。
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本のタイトルは「モモ」です (じょじょ)
2005-12-16 10:01:53
高橋さん「時間泥棒」は登場人物なので、ご注意を。

「ネバーエンディングストーリー(はてしない物語)」と同じ作者です。
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わかこさんへ (じょじょ)
2005-12-16 10:09:11
高校での読書会、大切なことですね。

本が一冊あれば、どこででも「リベリアの現状」を伝えることができるんだなあ、と改めて考えました。



私も最近、中学校、小学校で「戦争が終わっても」の写真展示をしてきました。

子ども達の反応をブログにアップ中なので、よろしかったらご参考にしてください。



私も「モモ」が大好きです。

「モモ」にはなかなか会えないけど「時間泥棒」には年中会ってしまうので、困ります。
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