宮城 警官が通行人女性のスカートにスマホ、罰金３０万円…「勤務時間外」で県警公表せず

宮城県警の４０歳代男性警察官が盗撮したとして昨年８月に県迷惑防止条例違反容疑で書類送検されていたことが分かった。警察官は減給処分を受け、依願退職した。
県警監察課によると、警察官は昨年５月、県内の路上で通行人の女性のスカートにスマートフォンを差し入れ、盗撮したとされる。スマホには女性の下着の画像が残っており、調べに対し容疑を認めたという。
県警は８月に警察官を書類送検し、減給６か月の懲戒処分とした。仙台区検は９月８日に略式起訴し、仙台簡裁が罰金３０万円の略式命令を出した。
県警は勤務時間外の行為の減給処分として、警察庁の指針に基づいて処分内容などを公表しなかった。同課の仙洞田守課長は「信用失墜に関わる行為だった。再発防止のため、引き続き指導を徹底していきたい」とするコメントを出した。

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