『Kare Kare Skewer(カレカレ スキュゥア)』1本65ペソ(約162円)
首都圏マカティのPoblacion(パブラシオン)地区に既存のフィリピン料理に一工夫加えたアレンジ料理を提供する「Alamat Filipino Pub And Deli(アラマット フィリピノ パブ アンド デリ)"がオープンした。
同店は、ケソン市カティプナンで16年間レストランを運営してきたシェフNino Laus(ニーニョ ラウス)さんと、コンセプト作り担当のCassie Laus(カッシー ラウス)さん夫妻が手掛ける2店舗目。ほかに、それぞれインテリアデザイン、音響、運営を担当する3人の仲間と共同経営している。
店名の「Alamat」はフィリピン語で「伝説」を意味する。「国際色豊かなコスモポリタンなエリアで、外国人だけでなくフィリピン人にもフィリピンの食と文化を強く推し進めていこう」というコンセプトで開業した。「レストランそのものにストーリーがある。古い家を改築したが一部はそのまま残して使用している。バーのジープニーは、オーバーホールをしようとしていたオーナーから安価で買い取った。クッションカバーは伝統的手織り物。店内ミュージックは、民族音楽。時々週末には地元のアーティストによるライブ演奏も行っている」とカッシーさん。
人気メニューは、「代表的フィリピン料理のオックステールとモツのピーナッツソース煮込み『Kare Kare(カレカレ)』を串に刺して提供する『Kare Kare Skewer(カレカレ スキュゥア)』1本65ペソ(約162円)、「イロコス地方の郷土料理で苦味のある山羊の内臓煮込み『Pinapaitan(ピナパイタン)』をアレンジし牛の内臓をダバオ産カカオで煮込んだ『Papaitan sa Cacao(パパイタン サ カカオ)』230ペソ(約575円)、「Adobo(アドボ)、Sisig(シシグ)、Bopis(ボピス)、Dinuguan(ディヌグアン)など典型的フィリピン料理を詰め込んだユニークな『Artisan Sausage(アーティザン ソーセージ)』120ペソ(約300円)など。クラフトビールの普及にも力を入れており、Baguio(バギオ)や、Cavite(カビテ)、Laguna(ラグナ)、Cebu(セブ)で醸造したユニークな生ビール15種類を取りそろえている。
「今後は、北部にも、(マニラ南部の)タガイタイにも支店を持ちたい」とカッシーさん。「フィリピン人に、フィリピンの文化をもっと伝えていきたい。われわれ民族について知るべきことは多い」とも。
営業時間は、火曜~木曜=17時~翌2時、金曜・土曜=18時~翌3時。月曜定休。
@フィリピンへいかれたら、是非どうぞ。