てきとーに贔屓チームのことだけ書いて、お茶を濁そうと思っていたが、カピバラさんのおかげでプロツアーチーム全網羅(かな?)。感謝感謝。Procyclingの真意とは全く異なった解釈をしてしまっているのかもしれないが、皮肉に満ちたイギリス人の言わんとすることを探るのも、また楽しw
プロツアーチームをハリウッドスターに例えるならば?
【連動企画:カピバラさん分】
プロツアーチームをハリウッドスターに例えるならば? その2
プロツアーチームをハリウッドスターに例えるならば? その1
≪リクイガス≫…ジェイミー・フォックス
2005年はトップをひた走る。そして今、多角化し始めた様相。どっちつかずにならな(ry
※ 昨年はディルーカの大活躍で時のチームへ。フォックスも『Ray/レイ』の迫真の演技でオスカー(主演男優賞)獲得で時の人。補強(ザニーニ、パオリーニ)もばっちり、1dayレース・ステージレースともタレント揃いのリクイガス。ディルーカはジロに全力投球の予定。陰に隠れたガルゼッリはどう出るか。
≪フランセーズ・デ・ジュー≫…ハル・ベリー
未だ美貌衰えずも、どういう訳か中身は薄っぺらなラジー賞(逆アカデミー賞)ウイナー。今年こそ罪滅ぼしの正念場。
※ 絶世の美女でオスカー女優。昨年はラジー賞の授賞式に現れ(注:普通、不名誉なこの賞を受け取りに来る俳優はいない)、セルフ・モノマネまでやってのけ、女を上げた。しかし最近、仕事はぱっとしない…。ど派手な炎のアタッカー、デュラン先生大活躍の華やかな時代が懐かしい。貧乏チームでもないのに近頃低迷。若手の台頭がチームを救えるか。
≪エウスカルテル≫…ビル・マーレー
好き嫌いがはっきり分かれる役者。破滅論者の最近のまともなお仕事って2004年だったっけ。
※ ビル・マーレーもエウスカルテルも一部の人達(ディープな映画ファン&バスク人)の間では絶大な人気を誇る。どちらも、通好みの玄人受け系。大作より気の利いた小品での評価が高いマーレー。大作(≒グランツアー総合)より、気の利いた小品(≒山岳。主にピレネー)なエウスカルテルだが、プロツアー制導入後は全く影が薄い…。
≪コフィディス≫…ジョニー・ディップ
毎年毎年、“新しい俺”を披露してくれる彼。今年こそ、良い方向に変わってくれますように。
※ 日本では芸達者でハンサムな俳優として女性の人気絶大という位置づけだが、欧米では変わり者と受けとめられているようだ。実際、私の英会話の先生は「彼ってエキセントリックで、いつも変な服、着てるよねー」などと言っていたし。チームはコフィディス・アフェア以降、再建に力を注ぐ。しかし確固たるエースを据えることも儘ならず、発展途上の状態は続くのか。Procyclingのシャバネルに対する評価はある意味辛辣。「フランス人選手で最も高給取りの彼は一体何になりたいんだ。TTスペシャリスト? 総合狙い? 1ステージ狙い? 誰か早く決めてやれよ」。
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カピバラさんにいただいたコメントにもあったが、ひょっとするとこの手のゴシップは、イギリスでは意外と常識だったりするのではないかという疑惑。何しろダブロイド紙大盛況のお国柄ですもの。Procyclingの編集氏が飛び抜けてマニアックなのではなく、自転車競技好きの読者が当たり前のようにこのネタを楽しんでいるとしたら恐ろしいw
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手前味噌で恐縮だが、以前取り上げた、えげれす人によるハリウッドスター関連の自転車選手ネタ。
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『CYCLE SPORT』(英国版)2005年7月号(2005-06-14分)
『CYCLE SPORT』(英国版)の、アームストロング映画の配役(勿論おちゃらけ)。
びっくりしたのはカピバラさんのエントリ(その1)にあったように、ベン・アフレックがヒンカピーだということ。こりゃ世界の常識なんだなw ウルリッヒは一人二役ならぬ“二人一役”。。。
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トム、自転車以外のこと、よく知ってるね(2005-03-15分)
バルロワールドのイギリス人選手、トム・サウサムによる“ハリウッド・ツール”。ウルたんはここでもアーノルド・シュワルツェネッガー(ProcyclingではTモバだが言わんとすることは一緒だろう)。これも世界の常識かorz 個人的にはミラーの“ジム・モリソン”に泣けた。トムのサイトでは、これを映画のエンドロール風に仕立ててあるので感動必至だ(ちょっとウソ)。