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HONK de BONK

鳥の“落し物”が直撃しましたが(泣)鳥には寛容な私です。。。

アルゼンティン vs ケリー

2008-03-24 18:21:57 | D. Millar&Slipstream
デイヴィッド・ミラーは香港で過ごした少年時代、ロードレースの雑誌・本・ビデオを見て自転車選手を夢見、マウリツィオ・フォンドリエストに憧れた。

デイヴの日記で紹介されていた1992年のミラノ~サンレモ。





逃げ果せたかと思ったモレノ・アルゼンティンは、ポッジオの下りでアタックし追いついてきたショーン・ケリーに残り1kmでぴたりと後ろに付かれ、ヘビに睨まれたカエル状態。

集団が迫る。ケリーを前に出すことも出来ず。むごい。。。

アルゼンティンの下りが特に駄目駄目な感じはしなかったが、ケリーはアルゼンティンがティレノ~アドリアティコの下りで落車したことを分かっていて、ポッジオの下りでアタックしたらしい。この時、アルゼンティン31歳、ケリー35歳。

このビデオの最初、アルゼンティンに振り切られる緑ジャージのJim Van de Laerというベルギー人選手は、デイヴがプロ入り初めてのルームメイトで、コフィディス入りして初めてのルームメイトはマウリツィオ・フォンドリエストだったそうだ。フォンドリエストに「いつもシューズは綺麗にしておけ」と言われたのはルームメイトだった縁があったからか。自分のヒーローとルームメイトになるのって凄いな。縁とは奇なもの。私のフォンドリエストとの思い出は、初めて生で見た世界チャンピオン(@2001年自転車ショウ)。自転車レースのテレビ観戦を始めた年で、右も左も選手名も分かっていなかったのに、知人にもらったCycle Sport誌にたまたまフォンドリエスト氏の写真が載っていて、東京ビッグサイトで彼に気付くことが出来た。更に「私はあなたの自転車を買う予定です」と話しかけ、一緒に写真を撮ってもらった(結局、別ブランドを買ったけど←ひどい)。只者ではないオーラを放っていて、すらっとした格好のいい人だった。その後、砂田さんの本で、フォンドリエストは借りた金を返さないという悪評が選手間である、と読んだけど、それにもなんとなく納得(苦笑)。

Slipstream Sports: The Millar Diaries: Milan-San Remo’s Beautiful Moments

Wikipedia: モレノ・アルゼンティン
Wikipedia: ショーン・ケリー

(photo: Cor Vosより。紫外線とは戦ったけどレースではいま一つ戦えなかった男@ミラノ~サンレモ2008)

ミラーDNS

2008-03-14 20:03:00 | D. Millar&Slipstream
体調悪化でパリ~ニースのリタイアが決定。今後のレースはミラノ~サンレモとクリテリウム・インターナショナル。

Cycling Weekly: MILLAR OUT OF PARIS-NICE

風邪引いたみたい。咳と微熱。モンヴァントゥーには特別な思い(同胞トム・シンプソンの終焉の地)があるので、昨日はヨレヨレで戻ってきたけれど。しんどそうだったよねぇ…。チームメイトはお守りから解放される訳で、ステージ狙いで頑張ってほしい。

パリ~ニース Stg. 4 今日は番頭山ゴール

2008-03-13 21:18:17 | D. Millar&Slipstream
今日もテルプストラが逃げてる。威勢が良い。旅の友はフォイクト、クチンスキー、アイゼル。おや、またアイゼル。ボトルを恵んでもらう? 51.0km地点で、集団との差6:05。

今日はモンヴァントゥー。デイヴ、何かやってみようよ?

パリ~ニース公式サイト 文字ライヴ

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(photo: Niki Terpstra: 右 @ Rotterdam)

それがニコ・マッタン

2008-03-03 20:31:05 | D. Millar&Slipstream
ニコ・マッタンが2001年のパリ~ニース プロローグの逸話を引き合いにして、自分の性格を説明する。

パリ~ニースのプロローグを勝った時(※ レース中、最高タイムを叩き出した時のことだろう)、嬉しくてコフィディスのチームバスの周りで踊り狂った。当時、デイヴィッド・ミラーもコフィディスの選手で、彼もプロローグを狙っていた。今、デイヴィッドは特別な男だ。彼が好きだよ。でもその時の彼は、イヤホンをつけて座り、集中力を高めていた。そして、大騒ぎする僕を見ていたんだ。彼が何を考えていたのか分かるよ。「不真面目な野郎だな」。シリアスなデイヴィッドは簡単に僕なんか負かせる。でも僕が勝った。それがニコ・マッタンだ。

目に浮かぶよ。マッタンが踊り、その横でカリカリしながらTTのスタートを待つデイヴが。

鈍感とか大らかという名の精神の強靭性が、アスリートには重要な局面が多そうだ。

CWの取材だから気を利かせてDMの話をしたんだろう。サービス精神旺盛。

Cycling Weekly: A MINUTE WITH: NICO MATTAN

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車を使ってフレチャを差したズルいイメージは、昨年、tannenbaumさんの記事を読んで変わった。

tannenbaum居眠り日記zzz: ニコ・マッタン、Gent-Wevelgemを語る

(photo: TDWSPORTより。ニコ・マッタン、ボディソル時代 2003年)

奇跡の人

2008-02-29 20:23:41 | D. Millar&Slipstream
しかし、凄まじい回復力だ。順調にトレーニングに勤しんでいるようだったが(Slipstream Sports: Maggy’s Update: Girona, Meatball & Cobbles)、まさか本当に間に合うとは。動物の生き血とか飲んでるに違いない(怖~)。

Omloop Het Volk(3月1日)
Slipstream Chipotle - H30
181 Magnus Backstedt (Swe)
182 Steven Cozza (USA)
183 Julian Dean (NZl)
184 Tyler Farrar (USA)
185 Michael Friedman (USA)
186 William Frischkorn (USA)
187 Martyn Maaskant (Ned)
188 Chris Sutton (Aus)

Kuurne-Brussel-Kuurne(3月2日)
Slipstream Chipotle - H30
141 Magnus Backstedt (Swe)
142 Steven Cozza (USA)
143 Jason Donald (USA)
144 Tyler Farrar (USA)
145 Michael Friedman (USA)
146 William Frischkorn (USA)
147 Christophe Laurent (Fra)
148 Martyn Maaskant (Ned)

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イタリアの自転車雑誌ビチスポルトにスリップストリーム特集。堂々の6ページ。

Italian Bicisports visits Slipstream/Chipotle in Girona(←注! PDF)