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三題噺:嵐、大阪、ゴーン

 日本中で冬の嵐が吹き荒れている。こんな日は家にこもってブログでも書いているとしよう。

 ルノーの役員を辞任したカルロス・ゴーンの退職金が35億円と言われているらしい。年収額をおさえて、退職金をたくさん貰おうとしたようだが、ルノー・日産の筆頭株主であるフランスの経財相はそんな金額は認めないと言っている。支持率の落ちているマクロン大統領の政治的思惑もあるかもしれない。

 年収といえば、全豪オープンを制した大坂なおみの今年の年収は30億以上になると推測されている。また、男子プロテニスプレーヤーのフェデラーの昨年の年収は86億円だったとも報じられている。

 すごいなーとも思うが、元プロボクサー、メイウェザーの年収が313億円だったというのは別格としても、サッカーのロナウドが年収120億円と聞くと年収20億のカルロス・ゴーンが気の毒になってくる。

 倒産確実、日本政府からも見放された日産を世界一にした報酬がトップアスリートの十分の一とは割り切れないだろうなとも思う。こんなことでは企業に優秀な人材は集まらない。日本企業がグーグル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフト、アップル(GAFMA)に太刀打ちできない理由だろう。

 カルロスゴーンがいない今、日産内では権力闘争の嵐が吹き荒れているかもしれない。そうなると大坂なおみの愛車、GTRの生産中止も目前だろう。

Naomi Osaka

 BMWによる買収により生き残った大藪春彦の世界、ミニクーパーを見習い、一日も早く日産の経営権をルノーに渡すことにより、GTRやフェアレディが生き残って欲しいと思っている。
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