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幸せな少数のあなた方に

 スタンダールの小説、赤と黒の巻末には有名な

 To the happy few

 という言葉が記されている。現在では高く評価されているスタンダールだが、当時の評判は良くなかった。そんな彼が、「幸福なる少数の人々へ」と献辞で開き直っているわけだ。

To the happy few

 このブログも10年以上続けているが読者数は一向に増えない。読みたい人だけが読めばよい。でも読んだあなたは幸せな人だよ。まるでスタンダールばりにやせ我慢をしてきたが、少し読者開拓をしてみようと考えた。

 読んでもらうには検索に引っかかってくれることが大切なのだろう。今話題のキーワードで文章を書いて、アクセスが増えるか実験を行った。

 キーワードは、活動休止を発表した「嵐」、全豪を制した「大坂なおみ」、そしてルノーを辞任した「カルロス・ゴーン」の3単語にしてみた。これらのキーワードを使って書いた文章が、三題噺:嵐、大阪、ゴーンである。

 文章公開後アクセス解析を見ると予想に反し読者数は増えていない。ほとんど同時に公開した「ワインはいかが」と比べ、意味のある差は見られなかった。残念ながら小手先でアクセス増加は難しいと思い知ったのだ。

 スタンダールのように時代が私に追いついていないのだろうか。いや私が時代に取り残されてしまったような気もする。

 これを読んでいる少数のあなた方、あなた方は幸せな人達です。
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