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映画、スカイフォール

 ジェームス・ボンド映画化50周年だそうだ。



 スカイフォールは日本では12月1日に公開開始。1日は映画の日で、誰でも1千円で見ることができる。私にとっては映画館がとんでもなく混雑する、あまりありがたくない日だが、インターネットで予約してから出かけた。

 最近のこの類の映画は、プロローグがやけに長い。いきなり活劇が始まり10分もしてからタイトルが流れ始める。プロローグは映画の背景や伏線を説明する重要な役割があるからじっくり見たいし、できたら2回見られると良いなと思っていたら、、、、

 いきなり字幕が出なくなった。

 私はといえば、字幕脳から自動的に英語脳に切り替わったようで、字幕が出なくなったのに気がついたのは連れに「字幕出てない」と言われてからだった。字幕などなくても問題ないが、なんだかぜんぜん話がわからないなあとは感じていた。

 周りの観客がざわつき始め、しばらくしたら映画が中断され館内の照明がつけられた。昔はフイルムが切れたりするのは当たり前だったが、DLPの時代、こんなのは久しぶりだ。

 照明がついて15分くらいして上映が再開した。もう一度最初からである。そんなわけでプロローグを2回見ることができた。

 ストーリーについてはあまり話すことはない。昔の007シリーズのテイストに戻っていて、心地はよい。タキシードでカジノへ行くなど、今までの作品へのオマージュのようなシーンも多く、懐かしいとともに、ストーリーに無理がかかっているような気もする。

 十分楽しめる映画だが、スパイ映画ではなくなっている。「ロシアから愛をこめて」のようにこのスカイフォールが50年後に語られているかと言うと、疑問だと思う。

 結局予定より30分遅れて劇場を後にしたのだが、出口で無料鑑賞券を配っていた。



 1000円のサービスデイで映画を見せていただいて、1800円相当の券をいただいたのだから、収穫の多い一日だった。


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