黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。
黄昏れたフクロウ
動物に習う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/fe/380d5f0084434805b57e8f31a2f61248.jpg)
写真でもわかるようにかなり小さい。親指程度の大きさで、殻つきのままでも一個2グラムくらい。ところがこれの殻割りにはえらく苦労した。
![プラーヤーで割る](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/5b/73ee09f1bbd762f3ccada76b9e199b5d_s.jpg)
先日テレビでBMWのコマーシャルを見た。カラスが道にクルミを置いて車に轢かせようとしているのだ。やってきたBMWは平然とクルミをよけて走り去る、、、、
えっ、車で轢けばクルミが割れる???こんな石みたいなクルミが割れる???
ちょっと暗算してみても無理そうだ。車重が2トンとして車輪が4つあるから一輪あたり500kg。タイヤの接地面は20cm四方ぐらいあるから400平方センチ。クルミが1平方センチくらいとすると1キログラム強くらいしかかからない。これじゃ割れないだろう。
あのBMWのCMには批判もあるようだ。カラスが一生懸命工夫しているのだから轢いてやればいいじゃないかと言うものだ。しかしそれ以前の問題がある。轢いたって割れないと思うのだ。
科学者の正しい態度は仮説を立て、実験で仮説を確認し、そこから真理を導き出すところにある。それでは「クルミを車で轢いても割れるはずがないと」いう仮説を実験で証明しよう。
![実験前](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/51/9c/271e96218ff2203b72a0dc513c838dc6_s.jpg)
気温 26度
天気 快晴
場所 相模川河川敷
車種 エスカル号
結果 クルミは割れた
![割れた](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/d6/f874786a645815e686880169cb474a32_s.jpg)
せっかくここまで読んでいただいたが、面白い結果にならなくて申し訳ない。カラスは偉大だ。今回のクルミ事件、いつも世の中の常識に挑戦し敗れ去ると言う私のいままでの人生のパターンをまた繰り返してしまったようだ。
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