熊本熊的日常

日常生活についての雑記

大阪でお彼岸

2019年09月23日 | Weblog

宿は天王寺駅の近くに取った。今までは新大阪駅周辺か民族学博物館の近くで泊まったのだが、どこも今ひとつだった。最大の課題は晩御飯の良いところが周辺にないということだ。料理だけでなく、ものつくりはつくる人がものを言うと思っている。どういう了見で料理を作り店をやっているのか、ひとつひとつの料理に自ずと表れる。極端なことをいえば、味は二の次なのである。そこの世界観と自分の世界とが重なるかどうかが肝心だと思うのである。

今回の大阪は、みんぱく公開座談会に参加するのが目的で、せっかくなので前泊して観光をしようということなのだ。「食倒れ街」と言われながら、これまでの大阪行では食が寂しいことばかりだったので、今回は公開座談会を申し込んですぐに阪口楼を予約した。ここは2015年6月のみんぱく体験講座の会場で、昆布のだしをテーマに料理をいただきながらみんぱくの先生の講義と空堀商店街にある土居の店主による出汁取りの実演を交えた話を伺った。以来、我が家では土居から取り寄せた真昆布で出汁を引くのが当たり前になっている。

今日は荷物を宅配便で宿から自宅へ発送して身軽になり、四天王寺にお参りをしてから阪口楼で昼ごはんをいただき、梅田で公開座談会を聴いて、夕方の新幹線で東京へ帰ってきた。


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