30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

トウモロコシの動物被害対策

2013-06-20 | トウモロコシ

なんとも仰々しいタイトルになってしまった。トウモロコシに雌穂が出てきた。動物たちに食べ尽くされる前に対策を講じることにした。

トウモロコシは4分の1ぐらいが動物被害に遭っている。対策は講じているつもりだ。周囲を寒冷紗で囲み、上から穴開きビニールで覆う。一見完璧に見えるけれども、じつは面倒なこともあってか、やっつけ仕事でだいぶ手抜きをしている。この程度の対策では、どこからともなく動物が侵入して食い荒らす。食いちぎって無残な姿のトウモロコシをみると「この野郎」と、いちおう相手に敵愾心を燃やすのだが、この手抜きの対策では、被害があってもしょうがないなあと思ってきた。

相手はカラス、タヌキ、ハクビシンのようだ。カラスが食べているのはよく見かけるが、タヌキとハクビシンは実際には見ていない。夜の仕業だから見られないのだという。これらによる被害は年々増えてきている。ことしは実験的、といっても農家ではあたりまえにやっていることだが、これを真似して動物被害の対策を講じてみようという気になった。といってもむずかしいことをするのではない。この対策を講じた結果、被害はどの程度になるのか見てみたい。

まずは周囲に寒冷紗を張り巡らせた。下からもぐりこまれないように地面との間にすき間ができないようにした。これはタヌキとハクビシン対策だ。タヌキには効果があるが、ハクビシンはこれを上って乗り越えてしまうという。そこで農家は周囲にトラバサミを仕掛けておくのだが、これまで一匹もかかったことがないという。そうか、ハクビシンにはこれではだめなのか? まあそれでもいい。とにかく今年はこれで様子を見よう。

さらにカラス対策。一番手っとり早くて安上がりなのが、トウモロコシの雄穂の上に糸を張り巡らす。鳥害防止の糸が売っている。一番安いので500メートルもある。家庭菜園なら50メートルもあれば十分すぎるのだが、そんなケチなものは売っていなかった。

農家がやっていることを真似した。トラバサミ以外のことはやってみた。昨年までとは見違えるほどだ。大ざっぱな私にしては上々だ。さてどうなるか。生育具合をみると、周囲の家庭菜園のなかでは私のところが一番早い収穫になる。結果は7月上旬にもわかる。


   

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