30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ことしのトウモロコシは無事だった

2015-07-16 | トウモロコシ

周囲の菜園はことしも小動物によるトウモロコシ食害が続出

わが家のトウモロコシは小動物による食害はなかった。毎年被害に遭ってきたから、一本も食い荒らされなかったのははじめてのことになる。

被害の原因は、手を抜いていたことによる。だれだって毎年被害に遭っていればすぐわかること。そうとわかっていながらも万全の対策をしていなかった。そこまで徹底してやることもないという気持ちがある。それぐらいのすきがあってもいのではと。しかし食い荒らされた現場を見て、毎年のことながら自分が甘いことを思い知らされる。せっかくここまで育ててきたのだからくやしいにきまっている。

ことしは「万全」を期した。寒冷紗で全体をすっっぽり覆った。これができるのは家庭菜園の狭いトウモロコシ畑だから。これなら、カラス、ハクビシン、タヌキが入る込むすき間はない。ここまでやって被害が出ればお手上げになる。おのれの脳みそを疑うほかない。

トウモロコシが熟してきたら警戒である。ことしは大丈夫と思いながらも一抹の不安。畑に行くたびに収穫しながら被害がないか見回る。まったくなかった。侵入するすき間がないのだから被害がないのはあたりまえなのだが、それでも心配になる。

わが家はひと安心だが、周囲の菜園は被害が続出している。わたくしと同じように全体をネットで覆った菜園をのぞくと無残にも食い荒らされていた。四方は目の詰まったネットで囲っていたが、天井は10センチ四方ぐらいの目の粗いネット。わたくしはここから侵入されるのではないかと見ていたが案の定だ。ハクビシンの仕業か?

知り合いの農家のトウモロコシはほぼ全滅。ここはカラスの仕業。「むかしはこれほどの被害はなったのに」とつぶやいていた。しかし農家のトウモロコシ畑は広いから全体を覆うのは無理と思える。

ここにきてわが家の菜園も被害にあっている。相手はカラス。ことしはカラスが異常に多い。なんと、エダマメ、オクラ、キュウリが食べられている。これらが被害に遭うのははじめてのことだけにカラスの世界になにかが起きているのか。そこまで考えてしまうほどの貪欲ぶり。

とくに目についたのがスイカの被害だ。わが家は作っていないのだが、周囲の畑は食べ尽くされたスイカが転がっている。皮だけ残して、見事としか言いようがないほどの食べ方に感心してしまう。

わが家ではトウモロコシの無事には安心しながらも、ほかの作物にいつもの年よりも被害が出ている。トウモロコシのように対策を施さないといけないのか。面倒だなという思いが先に立つ。それでもいま収穫中のエダマメだけはトウモロコシと同じように全体を寒冷紗で覆った。しかしこれも手が抜けない。少しでもすき間があるとカラスはそこからくちばしを入れるからだ。カラスは頭がいいと感心してはいられない。


        
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