30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

新ショウガ(1)ー11月18日に収穫、一気に貯蔵と保存

2020-11-20 | ショウガ

わが家の楓の紅葉(11月17日現在)

紅葉の山旅の第4弾として11月下旬に京都の紅葉を予定していた。ここにきてコロナ感染の急拡大が続いている。どうしようかと迷いに迷った。2020年の秋はここまで紅葉を心ゆくまで楽しめた。

1、10月3日の東北の栗駒山
2、10月5,6両日の北アルプスの涸沢
3、10月26日に奥日光

この調子で京都へと思ったていたのだが、こんかいの京都行きは取りやめることにした。コロナ感染をすり抜けて京都の紅葉をめでることができるのか、やはり心配であった。わが家には猫のひたいほどの広さの庭に紅葉する楓が3本ある。どれも貧弱だが、中の一本が今年は素晴らしい色づきを見せている。これを京都の紅葉と見立てて我慢しよう。

京都にはこの6年間で9回足を運んでいる。昨年も書いたが、好きな人が待っているでもないのに、なぜこんなにも行くのかと自分でも不思議に思う。それに60歳までは京都嫌いだったはずなのに。紅葉は山で見るに限るとその美しさに魅せられてきたはず、それが下界の紅葉だってまんざら捨てたものではないと気がついた。この変化は、年を取ったからとしか言いようがない。

大ショウガ(上)と中ショウガ(下)

ショウガを11月18日に収穫し、さらに貯蔵、保存の作業を一気に行った。

ショウガは大ショウガと中ショウガ(三州生姜)の2種。この春に植えつけた種ショウガは昨秋掘り出して冬を越して保存してきたもの。3年前から種ショウガを越冬して保存できるようになった。なんども試行錯誤しては失敗を重ねてきたが、ようやくできるようになった。だが確実性がないというのが現状だ。まだ自信がない。

ショウガの保存は、来春までの長期間のためかなり難しい。それだけに無事に越冬できると喜びである。このため種ショウガは買う必要がなくなり、種ショウガはすべて自前になった。

ショウガ栽培は出芽をいかにうまくさせるか。それには良質な種ショウガが欠かせないというのがわが経験。種ショウガの質が悪いと、出芽もまばらになり、その後の生育もよくない。そんな経験があるから、種ショウガの保存にこだわり取り組んできた。

ことしの種ショウガの保存は、中ショウガの方はうまくいったが、大ショウガがどこか具合が悪そうであった。植え付けてみると、中ショウガはすばらしい出芽を見せてくれたが、大ショウガの方はやはり出芽はまばらであった。出芽状況を見た時点で、ことしの大ショウガの収穫はそれほど期待できない、食べるよりもすべてを種ショウガに回すほかないとの見通しであった。

収穫の11月18日の1週間前に根元から茎葉を切り、ショウガを掘り出した。ここで根から茎を切り離すため1週間ほど土の中に埋め戻しておく。こうすることで、写真のようにすっかり茎が落ちる。

中ショウガは貯蔵、保存しきれないほどの量になった。どうしようかともて余すほどある。中ショウガは主に夏には葉ショウガとして食べるのだが、食べられたのは全体量からすればわずかであった。一方、大ショウガの収穫量は少ないものの見事な大きなものが取れた。当初の見通しよりも結果は良かったのである。

すぐに貯蔵と保存。といっても当座食べる分と種ショウガは別別にやるのではなく一緒に保存する。

この保存が家庭菜園派にとっては繰り返すがむずかしい。はじめてやるかたは寒害に遭ってたぶん腐らせてしまうだろう。防寒の加減がわからないからだ。もちろんわたくしもなんどもそうだった。これだって試行錯誤していくうちにしだいに、微妙な手加減がわかってくる。おかげで3年前から無事に冬を越すことができるようになった。

⇒保存の仕方は昨年と同じ。

発泡スチロールの箱が今年も3個になった。台所隣りのパントリーに収納した。

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