初収穫の根深ネギ、まずは5本。熱々のうどんに入れて食べた
11月13日に冬ネギである根深ネギの収穫を始めた。姿はいいのだが、例年に比べてやや細いか。これは予想通りの結果といえる。
こうなったのには夏の酷暑と少雨にある。菜園周辺はほとんどがネギ畑。ネギ栽培が盛んだ。そのひとり、知り合いの農家は「ことしはだめだな」とぼやいていた。たしかにスーパーで見る夏ネギは貧弱だった。
夏の時季のネギはさえない。見た目が悪い。この夏はさらにひどかった。果たしてまともに育ってくれるのかと心配するほどだった。根深ネギだけに8月下旬から土寄せをはじめた。いつもなら土寄せするほどに伸びてくれるのだが、今年がどうもそうならない。
やっと冬ネギらしい、青々として天をつく姿になってきた(11月13日)
9月末ぐらいからだろうか、本来の青みが増しきた。これを見てなんとか元気を取り戻してきたかと安心するようになったといえる。
根深ネギの旬は12月から2月までの3カ月。厳寒期とぴったり重なる。とろりとした味わいとなる。なんども言う。ネギは冬ネギに限る、と。
何年前になるのだろうか、たまたま11月に食べたところ、やや食感はかたいものの食べられた。11月から収穫をはじめるようになったのはそれからとなる。
冬ネギはうまいから多めに作る。どんどん食べても、食べきれないでいつも残してしまい無駄にする。それなら早めに食べてみようと思いたったというわけである。
さっそくに収穫したその日の昼、うどんにこのネギを入れて煮込んで食べた。まだかたい食感は残るものの、急に寒くなっただけに熱々のうどんはうまかった。
登山と菜園のページ