やっぱりやってしまったか。前回記事で「思い出にひたる」と書くべきところ「思い出にしたる」と。年を取っても「し」と「ひ」の区別ができない。試験なら罰点だ。いまに始まったことではない。小学校でも漢字のふりがなで間違いをしたことをよく覚えている。いまでも「品川」を“しながわ”か“ひながわ”か、どう読むのか戸惑うときがある。MRI検査よりも知能検査をしたほうがいいのではといわれてもしかたない。
これからの1月中下旬は最厳寒期。冬野菜が旬を迎えるときだ。露地栽培だから寒害で見た目は悪いが、味のほうは最上となる。
わが菜園でこれから旬を迎える野菜たち。根深ネギ、ブロッコリー、チヂミホウレンソウ、ハクサイ、カブ。
まずは根深ネギから。いやというほど書いてきたが、ネギは冬ネギに限る。これは食べ比べればすぐにわかること。だが周辺の農家は、ネギは冬ネギがいちばんといいながら冬ネギよりも夏ネギのほうを作る。
冬ネギは栽培期間がかなり長い。いまの2023年1月に収穫するネギは2021年10月にタネをまいたもの。これを2022年11月から食べている。
ことしのネギは、食べ始めた2022年11月のころは大きさにばらつきがあった。一様に太くなく、全体的に細いという印象であっった。ところがしだいに様になってきた。
冒頭の写真は1月12日収穫した4本の根深ネギ。立派だ。葉鞘部(白い部分)の長さがいずれも30センチ以上、太さは3.5センチ前後ある。
菜園の縮小に伴い、ネギの作付面積は半分以下に減らさざるを得なかった。もともと作りすぎていた。冬ネギの賞味期間はあとひと月ほど。そのあいだに食べつくす。