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冬の飛驒高山

2019年01月02日 | 旅行

 年を跨いでの旅行の最後は飛驒高山の散策です。

まずは、高山陣屋から。

陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所で、御役所や郡代(代官)役宅、御蔵などを総称して陣屋と呼ばれています。

幕末には全国に60数ヵ所あったと言われている郡代・代官所の中で、当時の建物が残っているのはこの高山陣屋だけです。

朱塗りの橋。 中橋です。

中橋から望む飛驒の町の冬景色。

川沿いの町並み。 板塀が良いですね〜! ここにも雪吊りがされていました。

 そして、観光のメインはこちらの三町伝統的建築物群保存地区です。

江戸時代の町並みと風習が今も残されています。 

酒の蔵元。

玄関に吊られているのは、蜂の巣?ではありません! 杉玉(すぎたま)または酒林(さかばやし)と呼びます。

その名の通りスギの葉(穂先)を集めてボール状にしたものです。



緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たしています。

吊るされたばかりの杉玉はまだ杉の葉の青々しさが残っていますが、やがて枯れて茶色がかってきます。

この色の変化がまた人々に、新酒の熟成の具合を伝えるのです。
 
他にもスギの葉は酒の腐敗をなおすからスギの葉をつるすという説もあります。。

このブログ、勉強になるな~!!


観光客用の人力車。

 

 



席にはなにやら赤い人形が・・・

 

 ”さるぼぼ”です。  ”さるぼぼ”は「猿の赤ん坊」の意。

 「安産」や「良縁」「子供の成長」「無病息災」などを願うお守りとされています。

 飛騨民族考古館。 戦国武家屋敷をしのばせるたたずまいで、吊天井や忍窓、井戸の抜け穴などが見られます。

 中には赤影のポスターが! 懐かしい~!!

  高山市政記念館。 

 明治28年から昭和43年まで使用された町役場・市役所の建物です。

 中には正月飾りの松飾りが吊られていました。

枝振りの良い赤松の枝に色々な飾りをぶら下げて居間などに飾ります。

子供の頃、北海道の我が家でも正月にはこれと似た「繭玉飾り」がありました。

懐かしいですね~!!

天気も良くて最高の年越し旅行になりました。

 


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