「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」
2007年公開
出演:オダギリジョー、樹木希林、内田也哉子、小林薫
2006年本屋大賞を受賞したリリー・フランキーの長編小説
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』が原作。
1960年代。3歳のボクは、遊び人のオトンを捨てたオカンに連れられ、小倉から筑豊のオカンの実家に戻ってきた。
オカンは女手ひとつでボクを育てた。
オカンの作る美味しいご飯を食べて、ボクは成長した。
15歳になって、ボクはこの町を出て行きたくなった。
大分の美術高校に入学し、東京の美大をなんとか卒業するが、仕事もせずに、仕送りしてもらい、更に借金を重ねていた。
そんな中、オカンが癌に侵されていることが分かった。
ボクは、オカンを東京へ呼んで一緒に住む事にした。
東京で一緒に暮らし始めたふたりは、
いつの日か一緒に東京タワーに上ろう、と約束していた。
しかしその約束は、ついに果たされることはなかった――。
親元を離れて、東京(都会)に出てきている人の心の琴線を動かさずにはいられない作品。
みんな多かれ少なかれ自分の親不孝を心のどこかに抱えているから。
エンディングに流れる福山雅治の曲「東京にもあったんだ」が心にしみます。
カラオケ行こうかな・・・?
この映画のお勧め度:☆☆☆☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます