今回のバスツアー、出発前の事前連絡の時には若い女性添乗員さんが担当でした。
しかし、出発当日に集合場所へ行ってみると中年の男性添乗員さんが待っていました。
何でも、予定していた添乗員さんが自宅で怪我をしたそうで、前日の夜に連絡があったとの事です。
そんなに急に担当が変わっても大丈夫なのかな?と思ってみていました。
その後、何事もソツなくこなす姿に、やっぱりベテランは違うな〜と感心してしまいました。
中でもバスで移動中、その場所に纏わる歴史や逸話などウィットに富んだ説明は下手な漫才を聞くより面白かったです。
と云う事で、その話の一つを紹介します。
帰る途中の高速道路はUターンラッシュ。
バスは遅々として進みません。
寝るのにも飽きて殆どの人が起きていました。
更にそこに事故渋滞が重なりました。
ようやく事故現場の渋滞を通り抜けると、添乗員さんが話し始めました・・・
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実は私は二十歳になる前に免許を取ったんですね。
免許を取って直ぐの事なんですけど・・・
車を運転している時に、急に路地から子猫が飛び出して来て・・・
あ! 轢いちゃった!と思って、車を停めて外へ出ようとしたんですね。
そしたら、横から親猫が現れましてね〜・・・
その子猫を咥えて、居なくなったんですよ。。。
あ、大丈夫だったのかな〜、と思って・・・
そのまま車を出したんですね。。。
暫くして、何気なくバックミラーを見たら・・・
子猫を咥えた親猫が私の車の後を付いて来るんですよ~・・・
そのまま走っていると、何処までも付いて来るんですね。。。
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え? 何だ! これって、ひょっとして心霊話?
こんな観光バスの中でする話か??
車内は静まり返っています・・・
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更に走っていると・・・
信号が赤になったので車を停めたんです。。。
そうすると・・・
子猫を咥えた親猫が真横に来たんですよ〜。。。。
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何となく、車内がざわつき始めました・・・
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車の窓から外をよく見たら・・・
クロネコヤマトの車でした!!
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これには乗客も大笑いです!
渋滞で飽き飽きしていた車内がこれで和みました。
や〜、この添乗員さんなかなかやるな〜!
お陰で、こちらもお土産話が一つ出来ました!!
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