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角田 光代/紙の月

2014年11月08日 | 小説

角田光代 著 紙の月を読みました。



ただ好きで、ただ会いたいだけだった―――

わかば銀行の支店から一億円が横領された。

容疑者は、梅澤梨花四十一歳。

二十五歳で結婚し専業主婦になったが、子どもには恵まれず、銀行でパート勤めを始めた。

真面目な働きぶりで契約社員になった梨花。

そんなある日、顧客の孫である大学生の光太に出会うのだった・・・・・・。



昭和56年(1981年)に三和銀行で起きた伊藤素子1億円横領事件をモチーフにした小説です。


夫と二人暮らし専業主婦、夫の言動に違和感を感じる日々・・・


銀行のパート店員として外回りをしている内に若い男と知り合い、いつの間にか入れ上げて・・・


ついには、顧客のお金に手をつけて破滅の道をまっしぐら・・・


ん~、予想通りの展開過ぎて、目新しさが何もないな~。


読後感もどんよりです・・・。


第二十五回柴田錬三郎賞受賞作。


映画が宮沢りえ主演で11月15日公開予定。


映画の方はきっと面白いかも!?



この小説の満足度:☆☆☆ 


コメント
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