18日(日)淡路島の北部の丘陵地域に面積、15ヘクタールもあるという地にコスモスが満開との事で大橋を渡り行った。ここは、海に向ってなだらかに広がる高原で、明石海峡、大阪湾を眺めることが出来、「淡路花さじき」と呼ばれています。近くの農園学校の演習場となっており、入場料も要りません。
コスモスの揺るる彼方に船の行く
コスモスの丘に微笑あふれおり
太陽に花皆向きて秋桜
コスモスの中に埋まるカメラマン
強風に伏せしコスモス立ち上がる
七色のコスモス揺れる花さじき
コスモスの風が大地を揺らしけり
芒の会出句 兼題 ( 秋の風 烏瓜 うそ寒 やや寒 肌寒)
大橋をくぐる秋風瀬戸の旅
オペラ果て帰る夜道や星月夜
外灯の消えし夜路のうそ寒し
アベリアにびっしり絡む烏瓜
小鳥くるいつも静かなこの庭に
写真は花さじきのコスモス 10月19日写す
コスモスの揺るる彼方に船の行く
コスモスの丘に微笑あふれおり
太陽に花皆向きて秋桜
コスモスの中に埋まるカメラマン
強風に伏せしコスモス立ち上がる
七色のコスモス揺れる花さじき
コスモスの風が大地を揺らしけり
芒の会出句 兼題 ( 秋の風 烏瓜 うそ寒 やや寒 肌寒)
大橋をくぐる秋風瀬戸の旅
オペラ果て帰る夜道や星月夜
外灯の消えし夜路のうそ寒し
アベリアにびっしり絡む烏瓜
小鳥くるいつも静かなこの庭に
写真は花さじきのコスモス 10月19日写す
「コスモスの揺るる彼方に船の行く」と「コスモスの風が大地を揺らしけり」の二句をお選び下さって、暖かな、嬉しいコメントを頂きありがとうございました。四季折々の花を広大な土地に咲かせているこの、花さじきという所が大好きで、年に何度か訪れます。
お母様のことや、新しい俳句結社の事etcでお忙しい中、ブログにお立ちより下さって有難うございました。
コメントが遅れてしまいました。母のこともありますが、私が新しく入った俳句結社の全国規模の句会が奈良は明日香であり、それに参加し、またその後も何かと忙しく過ごしていました。
☆コスモスの揺るる彼方に船の行く
お写真のコスモス園を詠まれたお句ですね。ほんとに気持ちのいい景ですね。今年は、残念ながらこのようなコスモス園には縁がありませんでしたが、九州は福岡市の博多湾に浮かぶ能古島のコスモス畑の景に似ているようです。コスモスの向こうに白い船が見えているところなど....
何年か前に、NHK主催の全国俳句大会の一つの吟行地になったことがあります。
☆コスモスの風が大地を揺らしけり
コスモスと風は切っても切れない仲だと思いますが、風に揺れるコスモスを「大地を揺らす」と捉えられたのは大変ダイナミックで新しい感覚だと思いました。
拙句の中から「コスモス」の句を一句お取り下さって、嬉しく有難うございます。素敵なコメントも頂き感謝しております。ここのコスモスは本当にダイナミックなので、「大地を揺らしけり」と致しました。
見事なコスモス畑ですね。海から風が吹き、海へ風が吹き、大きくゆれるコスモスのダイナミックな動きが、よく捉えられていると思いました。「大地を揺らしけり」という表現が、コスモスに大きな命を吹き込んだと感じました。瀬戸を旅してコスモスに出会う。本当に素晴しい旅ですね。
コスモスの句、拙句を練習の為と思い沢山つくりました。でも一句選んでいただけて、本当に嬉しく思います。夫は「いいのだけ、一句か二句出せば良い」と言っています。
花さじきのコスモスのスケールは本当に大きいもので、四季の花が楽しめます。大橋を渡り少し車を走らせますとすぐです。嬉しいコメントを有難うございました。
コスモスの句、拙句をたくさん作り恥ずかしい限りですが、二句お選び頂き、嬉しいコメントをありがとうございました。花さじきへは、是非一度行ってください。四季の花が楽しめます。日本海も良いですが、瀬戸のドライブも素敵ですよ。
「星月夜」の句は、たろうさんのお書き下さった通り、オペラの後の心情を先生がおっしゃられて、初めの季語「肌寒し」を「星月夜」に変えるように、ご指導がありました。
「小鳥くる」のは、我が狭庭をそのまま詠みました。
いつも有難うございます。
丘一面のコスモスの花が、秋風に吹かれて波打つように揺れている様が目に浮かびます。コスモスが揺れるとまるで大地が揺れているように感じるのでしょうね。スケールの大きな句と思います。「コスモスの風」という表現もいいですね。
今年は天候不順のせいか、あれほど丈夫なコスモスの花も花付きが悪く、コスモスの花が大好きな小生には残念でした。御句にコメントをお寄せする前に、これだけのコスモスの花畑は見た事がなく、圧倒されてしまいました。ここは天国?かと思うほどです。さて御句ですが、コスモスの素晴らしい近景と遠くには青空青い海に船も見え、スケールの大きな爽やか一句となりましたね!。
☆コスモスの丘に微笑みあふれおり
御句のこの「微笑み」は、見物している人?群生して咲くコスモスの花?或いは穏やかな秋の日差し?なのでしょうか?何れにしましてもこれ等、全てを表現する語句として「微笑み」との
言葉は大変効果的ですね!。又作者自身の喜び一杯の微笑みとも想われました。
☆オペラ果て帰る夜道や星月夜
オペラを観て夜遅くに帰る道は、満足感と心地よい疲労。夜道はひんやり空気も澄んでいて、星空の明るさが何とも素晴らしい・・。宴の後の高揚した心情が溢れていて素敵な一句です。人影の無いのを見計らって歌を歌いたくなるのもこんな、夜ですね!!。
☆小鳥来るいつも静かなこの庭に
空気が澄んでいる今の時季、小鳥が囀る声は何とも爽やかで心地良いものですね!。花を愛で、小鳥の囀りに耳を傾ける秋のひと時は、まさに至福の時ですね。俳句を嗜む喜びはその辺りにもあるようです。御句に自宅の庭に小鳥の鳴き声を聞き、静かな中にも趣ある日常生活が感じられ素敵な句です。