秋晴れの10月17日、三井寺へ行ってきました。
紅葉にはまだ早く、薄薄紅葉程度でした。
有名な弁慶の引き摺り鐘を見ましたが、引き摺っただけではできないような疵が残っています。
面白い伝説が言い伝えられていますが、本当の疵の原因は何でしょうか?
秋日差しあらはなりけり鐘の疵
擦り疵といへぬ深手や秋の鐘
古鐘の凶事知るとや秋の風
誰が撞くや秋風揺する三井の鐘
(これは現役の鐘です。お金を払えば撞くことができます。)
明治より絶えざる流れ疎水秋
隧道に吸ひ込まれゆく疎水秋
(すぐ近くに琵琶湖疎水の取水口がありました。)
石磴を上り詰めれば薄紅葉
動くとも見えぬ白帆や秋の湖