何度も琵琶湖を訪れているのに、合宿が終わるとすぐ帰っていた。合宿も今年で終わり、一度ゆっくりと、湖北地方、伊吹山、賤ケ岳に行ってみたかった。暑い日が続くが、伊吹山は今一番美しい頃と聞き、11日に出かけた。湖北は静かで、湖の水は澄み人も少なかった。伊吹山は夏の高山植物が見頃で、20種類の花が咲き地上とは別世界で「涼と美」を楽しんだ。賤ケ岳は歴史で有名な所で、下から見るのではなく一度上がって見たかった。「夏草や兵どもが夢の跡」芭蕉の句を彷彿とさせる場所で、琵琶湖、余呉湖、それに近江平野を一望することが出来、秀吉が本陣を築き勝家、盛政を破った戦いの場を思い起こすことのできる所であった。
初秋の湖上に浮かぶ竹生島
湖風に浜昼顔の吹かれをり
水底の小石並びて湖澄めり
ひぐらしと風音だけの湖北かな
秋風の伊吹下りて湖に吹く
靄晴れて伊吹一面しもつけ草
濡るるあり露置くもあり伊吹山
早朝の薬草掘りに伊吹山
関ケ原合戦跡や白木槿
水の秋二個の湖みゆ賤ケ岳
写真はしもつけ草
初秋の湖上に浮かぶ竹生島
湖風に浜昼顔の吹かれをり
水底の小石並びて湖澄めり
ひぐらしと風音だけの湖北かな
秋風の伊吹下りて湖に吹く
靄晴れて伊吹一面しもつけ草
濡るるあり露置くもあり伊吹山
早朝の薬草掘りに伊吹山
関ケ原合戦跡や白木槿
水の秋二個の湖みゆ賤ケ岳
写真はしもつけ草