少し時計は戻りますが、先月吉野へ行き、桜と草餅を堪能してきました。昨年の12月皆と吟行をしたことを思い出しつつ、終日散策した。吉野の桜は年ごとに感銘が深まるような感じがします。今年は枝垂れ桜が、特に素晴らしいように感じ、句づくりもしばし忘れてしまいました。
深吉野の落下を追うて辿る径
参道を往きつ戻りつ花吹雪
逆光の水面やはらぐ花筏
草餅と和紙に太文字吉野山
草餅や絵画談義を延延と
四部咲の花に重たき昨夜の雨
壺にして一夜に開く桜かな
深吉野の花を纏ひて峯に立つ
深吉野の落下を追うて辿る径
参道を往きつ戻りつ花吹雪
逆光の水面やはらぐ花筏
草餅と和紙に太文字吉野山
草餅や絵画談義を延延と
四部咲の花に重たき昨夜の雨
壺にして一夜に開く桜かな
深吉野の花を纏ひて峯に立つ