前に龍峰様がお書きくださっているように、お天気に恵まれ、素晴らしい紅葉を見ての吟行の会でした。
即吟の苦手なさゆりにとっては、四苦八苦した一日でした。拙い句ですがお目通し頂ければ嬉しいです。
芒の会投句 兼題、柊の花、大根
鬼の子や宙の広さを覗き見る
香を残しほろと零るる花柊
千丈の杉の間透かし紅葉見る
ことことと煮て大根の飴色に
菊の鉢赤子抱くごと運びだす
信貴山吟行句
山寺へ続く石段落葉積む
般若経声高々や紅葉散る
信貴山を一望にして冬に入る
参拝の銅鑼の音響く紅葉谷
冬霞かかりて淡き畝傍山
燈道の銀杏黄葉の散り初めし
信貴山の紅葉の錦ちりじりに
袈裟着けし高僧きりりと白き足袋
木漏れ日のきらめく参道冬日和
仏手柑ほとけの御手の招きけり
即吟の苦手なさゆりにとっては、四苦八苦した一日でした。拙い句ですがお目通し頂ければ嬉しいです。
芒の会投句 兼題、柊の花、大根
鬼の子や宙の広さを覗き見る
香を残しほろと零るる花柊
千丈の杉の間透かし紅葉見る
ことことと煮て大根の飴色に
菊の鉢赤子抱くごと運びだす
信貴山吟行句
山寺へ続く石段落葉積む
般若経声高々や紅葉散る
信貴山を一望にして冬に入る
参拝の銅鑼の音響く紅葉谷
冬霞かかりて淡き畝傍山
燈道の銀杏黄葉の散り初めし
信貴山の紅葉の錦ちりじりに
袈裟着けし高僧きりりと白き足袋
木漏れ日のきらめく参道冬日和
仏手柑ほとけの御手の招きけり