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「電源タップにも寿命がある」 替え時を判断する6つのポイント

2021年04月14日 | 危機管理

電源タップは消耗品で、交換目安は3~5年。

そのまま使い続けると危険(怪我、火災など)を生じるおそれがある。

しかし3~5年は目安であり、電源タップの交換が必要かどうかは、実際はどのように判断すればよいのか?

交換のタイミングを見る安全点検の6項目

(1)電源タップ、コード、電源プラグは熱くなっていないか。(容量オーバーや内部で異常が発生している可能性がある。)

(2)コードを動かすと、使用中の器具が点いたり、消えたりしないか。(内部で断線している可能性がある。)

(3)電源プラグの抜き差しがゆるくなっていないか。(電源タップが損傷している。)

(4)電源プラグの栓刃の根元が焦げたり、溶けたりしていないか。(電源 プラグが損傷している。)

(5)本体やコードにひび割れ、キズがあるか。(充電部が露出している可能性がある。)

(6)電源プラグの栓刃が曲がっていないか。(電源プラグが損傷している。)

3~5年が経過し、なおかつ、傷んだ状態で使い続けると、どのような危険が生じる可能性があるのか。

  • コードの断線には、コードの外側の被ふくに問題が無くても内部の電線が断線していることがあり、時々、電気が途絶えてしまうような中途半端な断線でも、末期にスパーク(火花)が飛び出し、火傷や床を焼損する危険性がある。
  • 電源プラグやコードの接続の劣化では、異常な温度の上昇から製品の“焼損”、人が触れて“火傷”、可燃物に触れて“火災”の危険性がある。 また、機械的劣化(ひび割れ)では感電などの危険性がある。

電源タップを長く使うためには 以下のような、誤った使い方をしないようにする。

(1)コードを押し付けない コードをカーペットや家具の下敷きにしない。 また、コードをステップルで固定しない。(コード内部の電線が切れて、異常発熱・焼損・火災の原因となる。)

(2)コードを扉やふすまで、はさまない 。(コードの被ふくが破れて、感電の原因となる。 各部屋の中で電源タップを使う。)

(3)コードを引っ張らない。電源プラグを持って抜くこと。( 電源プラグやコードを傷め、異常発熱・焼損・火災の原因となる。

(4)コードを束ねて使わない。(過熱し、焼損・火災の原因となる。 コードは伸ばして使う。)

(5)高温になる場所で使わない。(コードの被ふくが溶けて、感電の原因となる。 ストーブなどの熱風が当たらない場所で使うこと)。

(6)表示された容量を超えて使わない。(容量を超えると、焼損の原因となる。 電源タップに表示された容量以下で使う。)

(7)たこ足配線はしない。(容量を超えると、焼損の原因となる。 電源タップに表示された容量以下で使うこと。 エアコンなどの機器では、電源タップからの使用を禁止しているものもある。)

(8)水をかけない。(濡れた手で触らない 水がかかると、絶縁低下を生じ、発火・焼損の原因となる。 濡れた手で触ると、感電の原因となる。) 

水槽周辺やキッチン、洗面所など水のかかる場所で使用しない。 屋外で使用しない。 トイレの液体洗剤を電源プラグにかけない。


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