議場に座るのは?
任期満了(2月12日)に伴う日高町議会議員選挙(定数11)は来年1月29日告示、2月3日に投票(即日開票)される。1月8日に立候補予定者説明会が開かれる予定で告示まで残り1カ月と迫ったが、現在のところ、現職は7人が出馬予定、1人が前向き、2人が態度保留で、1人は動向が定まっていない状態。新人擁立の声は全くなく無風で、無投票となれば平成19年2月以来12年ぶりとなる。
前回は11、12月頃に具体化し始め、一気に出馬が相次ぎ、選挙戦へ突入したこともあり、予断は許されないと見られていたが、12月に入っても噂も立たないほど静まりかえった状態。
現職では、西岡佳奈子(56)=萩原、当選5回=、清水正巳(72)=比井、4回=、井垣弥(50)=志賀、2回=、芝充彦(47)=高家、2回=、楠山博之(53)=荊木、1回=、辻村昌宏(63)=萩原、1回=、清水和人(59)=荊木、1回=各氏が出馬の意向を決めており、玉井博和氏(62)=池田、1回=は出馬に前向き。
一方で一松輝夫氏(69)=阿尾、9回=は動向が定まっておらず、稲垣崇(55)=志賀、1回=と榮茂美(62)=高家、2回=両氏は支持者への相談などで態度保留。3議員とも支持者から推す声があり、不出馬は考えにくいが、場合によっては定数に満たない状況も出てくるため、今後の動向が注目される。
日高町選挙管理委員会(小宮正昭委員長)は1月8日午後1時30分から町中央公民館で立候補予定者説明会を開くことにしているが、現職以外で、噂されていた元職の男性も「出馬はない」と断言しており、その他、新人擁立の動きも見えてこない。前回も出馬はしなかったが、急きょ立候補予定者説明会に出席した新人も2人いたため、今回も無投票阻止と名乗りを上げることも否めない。ただ、前回は現職議員の引退が多かったことで、新人を擁立しやすい状況で、今回の様相とは少し違う。選挙支援態勢を構築するにも残り1カ月な上、新年早々となると組織固めへの「お願い」も難しそうで、無投票の可能性を帯びている。
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