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印南町長選 選挙運動あと2日、早くも終盤 〈2024年2月9日〉

2024年02月09日 08時30分00秒 | 記事

 6日に告示された印南町長選挙も終盤を迎え選挙運動も2日間を残すだけ。現職で4選をめざす日裏勝己候補(73)=皆瀬川、無所属=は告示から毎日、町内全域を街宣するなどして支持を訴えている。一方、新人で元伊丹市議の小西彦治候補(52)=兵庫県伊丹市、無所属=は、事務所を構えず街宣は一切行わないなど独自の戦いで臨んでいる。
 日裏陣営 初日は事務所前で第一声を放ったあと、街宣車で町内を一巡。その後も毎日、町内を一巡、要所での街頭演説も交えながら支持を訴える。「希望あるまち」「希望あふれるまち」をスローガンにこれまで築き上げた国や県との太いパイプを生かしながら3期目に掲げた「希望を持てる5つのまちづくり」((1)住みたい、住み続けたい(2)子育て・教育(3)強靭で安全・安心(4)思いやりと安らぎ(5)地域産業が輝き賑わう)の取り組みをさらに進め「一歩・二歩・その先を見据えた希望あふれるまちづくり」を推進する――と、4期目、日裏町政総仕上げに向けての熱い思いをより浸透させたい考えだ。
 中村泰介選挙事務長は「あまり相手が見えず難しい戦いだが圧勝しなければ意味がない。実直に日裏町政3期12年の実績、候補者の『印南町を少しでも良くしたい』との強い思いを有権者に訴えながら最後まで気を引き締め戦いたい」と話している。
 小西陣営 初日は届け出を済ませたあと、町内62カ所の掲示板へのポスター張りに取り組んだ。以降は街宣活動など一切行っておらず、手応えや戦い方について電話取材を試みたが対応はなく、選挙ポスターをメインに有権者にアピールする独自の選挙戦を展開している。
 ポスターには「次世代へ『政治』というバトンを繋ごう。今こそ、しがらみからの脱却を町民の手で」とキャッチフレーズとともに「町民のみなさまとのお約束」として、町長の退職金は引退する際に「このまちで、資金があればもっとこんなことをやって、このまちの役に立ってみたい」というプレゼンテーション大会を開催し、引退時にその場で寄付することや、選挙後に町長公約として町民から公募することなどを記している。


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