柏木市長から歓迎を受ける堺正章さん(中)
近畿地方を舞台にした国際クラシックカー連盟公認のクラシックカー春の祭典「ラ・フェスタ・プリマベラ2015」が17日から始まり、19日朝に歌手の堺正章さん、ラリードライバーの篠塚建次郎さんら49台が御坊市内の海岸部を走行した。日高港新エネルギーパーク「EEパーク」のチェックポイントや沿道では住民らが旗を振って出迎え、柏木征夫市長らが特産品を贈るなど地元のPRに努め、ドライバーを激励した。
東京で開催している姉妹イベントと並んで国内最高のクラシックカーイベントで今年で7回目。和歌山県がコース入りするのは5回目。主にヨーロッパで1925年から67年にかけて製造されたスポーツカータイプのクラシックカー49台が17日に名古屋市熱田神宮を出発。三重、和歌山、大阪など2府4県約1100キロを走行し、20日夕方に京都市内でゴールした。
19日午前7時に白浜町のコガノイベイホテルを出発し、7時30分過ぎから「EEパーク」に順次到着。地元の塩屋少年野球チームメンバーや親子連れをはじめ、第3代宮子姫の岡本真依さんと中村朋美さん、国体マスコットの「きいちゃん」、宮子姫キャラクターの「みーやちゃん」が出迎え、柏木市長、西本和明市議会議長、佐藤公昭御坊商工会議所専務理事が金山寺みそ、しょう油、ミニトマトのセット、観光パンフレットを贈り、御坊市をアピールした。
今年も歌手の堺正章さん、元ラリードライバーの篠塚建次郎さんが参加。堺さんは1957年製「MASERATI200SI」、篠塚さんは1949年製「HEALEY SILVERSTONE」を運転し、沿道から大きな声援、歓声を受けた。港内では車の能力テストも行い、華麗に走行するクラシックカーに見入っていた。
歌手の近藤真彦さん、元F1ドライバーの鈴木亜久里さんは仕事のスケジュールの都合上不参加だった。昨年までは道成寺(日高川町)と白崎海洋公園(由良町)がチェックポイントに入っていたが、今年は日程の都合等でEEパークだけになった。
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