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日高観光物産センター(株)前年度実績上回り回復傾向 〈2024年4月10日〉

2024年04月10日 08時30分00秒 | 記事


回復傾向、今年度は3億円突破めざす(上り線)


 阪和自動車道印南サービスエリア=印南町西ノ地=で運営する日高観光物産センター(株)の令和5年度の売上高などの実績がまとまった。上り線、下り線両施設の総売上額は2億8983万7780円。上・下線とも前年度を上回ったが、4年ぶりの3億円超えとはならなかった。寺前強己支配人は「かきいれ時の8月、3月に雨が多く、売上が伸びなかったのが痛かったが、ようやくコロナ禍前に戻りつつあり、今年度は3億円突破をめざしたい」としている。

 物産販売や自販機、食堂などを含む総売上額は上り線が前年度を1400万円上回る2億501万532円で4年ぶりに2億円を突破。下り線も8482万7248円と前年度を900万円上回った。入場者数は19万545人(上り線)、11万9280人(下り線)でともに前年度を上回り、4年ぶりに30万人を超えた。
 月別の売上では、下り線は全ての月で前年度を上回ったが、上り線は10月、12月、3月が前年度を下回った。上り線は2713万4275円、下り線が902万5993円で上・下線とも8月が一番多く、売上額の前年度比では上・下線とも9月が最も増え、上り線は1496万5225円で18%増、下り線は26%増の614万3391円だった。
 部門別の売り上げは物産販売が上り線1億4731万8095円(前年度比107・1%)、下り線4886万9206円(113%)。自販機は上り線2422万5857円(102・8%)、下り線1604万2869円(103・8%)、食堂は上り線3278万5418円(111・7%)、下り線1991万5173円(116%)で、上・下線すべての部門で昨年度実績を上回った。
 代表取締役を務める日裏勝己・印南町長は「これからも多くの人に利用してもらえるよう施設運営の充実に努めたい」としている。


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