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高校野球開幕 大山直矢主将(日高)が選手宣誓 〈2015年7月10日〉

2015年07月10日 08時30分00秒 | 記事

高校野球に平和の祈りを込め日高・大山主将が宣誓

高校野球100年の記念で3年生部員全員が入場行進
(写真は紀央館)


 第97回全国高校野球選手権記念和歌山大会が近畿のトップを切って9日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で開幕。正午から開会式が行われ、日高の大山直矢主将が選手宣誓の大役を務め「100年間受け継がれてきた高校野球の伝統と誇りを新たな時代へ」などと誓った。高校野球100年の記念事業で、登録選手外の選手やマネージャーを含む3年生全員が入場行進し、日高勢5校の選手も堂々とした姿を見せた。

「白球飛び交うところに平和あり」。日高の大山主将は、高校野球100年の歴史と戦のち70年という節目に、高校野球への平和の祈りを込めた堂々の選手宣誓を行った。出場39校、約780人の選手を背に本塁ベース付近に立った大山主将は「宣誓、高校野球100年、和歌山も第1回大会から100年間長い歴史を繋いできました。また、今年は戦のち70年を迎えます。1つの時代が区切りを迎える中で『白球飛び交うところに平和あり』。この言葉のように、私たちは支えてくれている周りの人々に感謝し、最のちの最のちまで全力で白球を追い続けます。100年間受け継がれてきた高校野球の伝統と誇りを新たな時代へつなげるよう、ここにいる全員が大きな夢を持ってプレーすることを誓います」と宣誓した。
 入場行進は、県警音楽隊の先導でブラスバンド、和歌山商バトン部に続いて選手が行進した。各校のマネージャーの女子生徒らがプラカードを持ち、前年優勝の市和歌山を先頭に紀北から順に入場。日高勢も紀央館を先頭に日高、日高中津、和高専、南部の5校が順に本塁上に登場し、スタンドから大きな拍手を受けた。
 高校野球100年にあたる今大会は、記念事業で野球部員の3年生全員が行進し、例年より多くの選手たちが紀三井寺の土を踏みしめた。
 11日と12日は4試合。公立校終業式の17日と準決勝前日の22日が休養日で、順調に進めば24日に決勝戦の予定。準決勝の組み合わせ抽選は大会12日目の第1試合のちに行われる。


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