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御坊市長選、あす(17日)告示 〈2020年5月16日〉

2020年05月16日 08時30分00秒 | 記事

 6月10日の任期満了に伴う御坊市長選は、あす17日に告示され、午前8時30分から午後5時まで市役所3階で立候補の届け出を受け付ける。立候補を予定しているのは、新人で前日高振興局長の三浦源吾氏(60)=保守系無所属、自民党県連・公明党県本部推薦、島=だけ。対抗馬の動きはなく、無投票初当選が確実視されている。三浦氏は保守統一候補として60以上の各種団体等から推薦を受け、盤石の体制を敷く。無投票になれば平成20年以来12年ぶり。
 3月11日の市議会一般質問で、全国の現職市長・特別区長で最多当選者の柏木征夫市長(79)=当選7回、薗=が今期限りでの引退を表明したあと、4年前の市長選を戦った市長派、反市長派双方から名前が出ていた三浦氏を統一候補とすることで調整が進められ、保守一本化を象徴する柏木市長、二階俊博自民党幹事長の両後援会をはじめ各種団体の要請を受け、4月7日に立候補を表明した。
 キャッチフレーズは「健康で明るく楽しく前向きに笑顔があふれるまちづくり」。(1)災害による犠牲者ゼロをめざし市民の生命と財産を守るまち(2)子どもと大人が集い、明るく楽しく学べるまち(3)健康でいきいきと安全に、ここに住みたいまち(4)誰もが希望を持って前向きに暮らせるまち(5)快適で笑顔あふれる暮らしができるまち-を5本柱に計23項目の公約を掲げ「ふるさと発展のため、粉骨砕身、全力で働かせていただきたい」としている。
 17日は午前8時30分から島645の1(大洋化学(株)北側駐車場、18メートル道路沿い)の後援会事務所前で受け付けを始め、立候補の届け出を済ませた後、出陣式を行う。新型コロナウイルス感染予防で時間短縮・簡略化し、広く出席も呼びかけない。吉田擴後援会長があいさつし、来賓の柏木市長、下宏副知事が激励したあと、三浦氏が第一声を放ち、頑張ろう三唱。街宣車に乗り込み、市内全域を回るが、コロナ対策で街頭演説等は行わない。午後5時の締め切りで無投票が決まれば事務所に戻り、祝勝会の流れとなる。
 選挙戦となれば投票日は24日。午前7時から午後6時まで市内30カ所の投票所で投票を行い、即日開票される。期日前投票は18日から23日まで市役所5階で行う。3月2日現在の選挙人名簿登録者数は1万9723人(男9294・女1万429)。


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