Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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レジンパーツの確認と修正

2018-07-17 21:39:39 | 40th Anniversary mini Pickup truck
本日の山陰も暑かったです・・・「暑い」しか口から言葉が出ませんね。
しかしながら今日はちょっと違う!
今日は定休日の1日目なのでアトリエのメンテナンスを予定しておりました。

具体的にどう言う事?
と思われるかもしれませんが・・・
実に簡単な事なんです
今日はこんな時間に出勤して・・・涼しいうちに仕事をしようと思っただけなのです

まだ薄暗いうちに出勤しましてね
アトリエとCafeの間にあるテラスの塗装をしておきました
このテラスですが木製なので腐食防止に毎年一度塗っておくのです。
長持ちするかどうかはわからないのですが・・・気持ちは楽になりますよ(笑)
マスキングテープで際をマスキングしておきまして刷毛を使って塗ってゆきます
1時間半ほど頑張れば綺麗になります。

朝食が終わりましたら畑の灌水をして収穫をしてから仕事を始めます。
まずは一昨日キャストしておいたミニのパーツをレジンウォッシュを使って脱脂しておきましたので引き上げて部品のチェックをしました。
形状が修正しにくいホイールなどは半分ほどがNGになって捨てられてしまいました。
大きめの部品は気泡があってもパテを当てて使えるのですが・・・ホイールはちょっと使えません。

シートのパーツも気泡があったくらいなら良いのですが型ズレがひどいと修正が難しくなりますからもう一度やり直した方が良い場合もあります
その辺りを判断してダメなものは捨てました。

ほんの小さな気泡でもサフを入れますと見えてしまいますので・・・
納得いくまでパテを盛って削りましょう
ここからは妥協は無しですね〜

ついでにメタルのボディにもパテを入れます
ホワイトメタルのボディですがやっぱり筋彫りは太めになってしまうのでパテで一旦埋めておいてタガネで細く掘ります。
硬化してから削って仕上げます。


今日は朝早くから仕事をしたので夕方早めに終了しました
明日も定休日なんですが・・・仕事は進めます
順番は126Cですね。

ノーズの加工

2018-07-16 20:55:33 | Ferrari 126C Turbo
本日も強烈に暑いですね〜
雨も降らないし畑がカラカラになってきました〜
と言う事で本日は畑の潅水です、農作物の周りにはマルチが有りますから余分な水分の蒸発は少ないみたいですが・・・この天気じゃあね〜もう何日も保たないんじゃないかと心配しています。
降ると一気に降るし、降らないと来たら一滴も降らないって余りにも極端過ぎますね。

昔だと夏には夕立というのが有ったんだけどね〜
最近は無いですね〜。

午後からは普通に制作を始めますよ
さすがにこの時間ですと外では作業が出来ませんから・・・
昨日の予定ですとミニのパーツの複製の続きだったのですがさすがにレジンの匂いを2日連続で嗅ぐのはどうも健康上きになると言うわけで急遽変更して126Cに変更しました。

今日はフロントのノーズの部分を加工してみます。
作り慣れないキットなので色々心配な部分は有ります、例えばタメオなどですとここはこの様に・・・と言うのが決まっていますから変わった形状でない限り作り方のルールが有る様に見えます。
しかしながらメイクアップのF-1は余り作った例がないのでそのルールがわかり難いのです(笑)
まあただの不勉強なだけ・・・と言うお話も有りますが!?
アッパーカウルに続く両サイドの膨らみが少しボリュームが足らない様に感じたので少しパテを盛ってみました。
後でも良いのですが・・・忘れると困りますからね。
パテが硬化したので削っています。

ノーズとカウルのつながりも微妙に角度が付いていますので直してゆきましょう。
但しこれは削れば良いと言う物では有りません、シャーシ等も微妙に影響してくる位置関係ですからシャーシ/カウル/ノーズと3点を同時に合わせなければなりません。
これがピタリと決まるとスッキリするのですが・・・
また塗装をしますと合わせが微妙に変わってきます、なかなか難しい・・・。
いや〜奥が深いですね(笑)

削りを完了してシャーシ/カウル/ノーズと3点を合わせてみました。
ノーズの先にはフロントウイングが付きますのでまだ微妙に変わるかもしれませんが・・・
取り敢えず現時点での最良の合わせという事で・・・。

ノーズを脱着出来ます・・・
ノーズを外しますとこの中にブレーキやクラッチのマスターシリンダーが収まる事になっています・・・。
何も無いのであれば脱着は不要なのかもしれませんが・・・

ここでまた真鍮細工です
この真鍮の帯金は何でしょう?
微妙にカマボコ形に曲げてありますよね〜
ノーズに付いているNACAに穴を開けようかと思います
私がプロになった時にメイクアップの担当者から言われたのが「NACAダクトやスリットは出来るだけ貫通させて下さい」・・・と
貫通というのは無理でも如何にも開いている様に見える様に加工して下さいという事だったですね〜
今の担当である植本社長はどの様におっしゃるのか聞いてみた事は無いのですが・・・ダメって言われないので今まで通りに作ります。
まあ立体感を強調する様な作り方をするのが私の作り方なので・・・穴が開いている様に見えるというのは私の作り方としては間違ってはいない筈なのです。

小さなNACAダクトの上側をタガネを使って横に掘り込んでいます・・・残念ながら写真がピンボケで・・・使えなかったです。
そして曲げた真鍮板を置いてハンダ付けします
慣れない質感のホワイトメタルで焦ってしまって、余計に盛り上がっていますが溶け込みはきちんとしていますので外れる様な事は有りません。

盛り上がったホワイトメタルを削ってノーズのRに合わせて削りますと・・・NACAダクトの奥側に何やら黒い(暗い)部分が見えますね。
ここが穴になっているのです・・・ちょっと小さいので見え難いのですが・・・。

加工の順番を間違えてしまいまして後でハンダ付けをしたものですから熱でパテが剥がれてしまいました・・・も一度パテを盛り直します・・・先にハンダ付けをしなければならなかったですね〜これは私のミスです(笑)

パーツ複製

2018-07-15 20:51:45 | 40th Anniversary mini Pickup truck
いや〜今日も暑かったですね。
出勤して鉢植えに潅水してやったらブルーベリーの収穫でした
真っ最中になりましたのでなかなか終わらないのですよ〜
中庭でなっているブルーベリーはこんな感じです〜この中から完熟の物だけをピックアップして収穫しますから時間がかかるんですよ


結局午前9時頃から12時過ぎまでかかって10kgを収穫しました〜
気温は30度以上有りますから何度か休憩を入れて水分も補給しながらの作業です。
しかしもう殺人的な暑さですね〜作業用の上着を着ていないと日焼けしてしまいますし・・・
汗で上着もすぐにビショビショに濡れてしまいます。
2回も着替えましたよ〜。
ここからは家内の仕事です
収穫したブルーベリーにはまだ完熟でない物も含まれていますので少し若い物や傷が有る物はピックアップしてジャム用にします。
状態の良い物だけ店頭で売っています。
まだ珍しいから結構売れますよ(笑)
また常連さんがいらっしゃいましてねジャム用に毎年買って頂いています。



そんな暑い中ですが午後からはミニピックアップ用の部品の複製を行ないました
先日シリコンを流しておきましたのでシリコンゴムは十分硬化しております気温が高くて硬化が早かったせいか表面には気泡が有りますがこれはほぼ問題無いのです。
部品の際に付きますとちょっと良く無いですけどね〜

まずはシリコンの型枠の部分に付いてしまった余分なシリコンゴムを切って取りましょう
これが残っていますとP.P.テープで枠を作った時に隙間が出来てしまいましてレジンが漏れてしまいますからね〜。
綺麗に流し込む前に全部漏れてしまうと綺麗な複製品は出来ません(笑)

パイロットまず一人シリコンゴムの中から救出しました〜(笑)
このパイロットですが表面のモールドが細かいのでどれ位再現出来るのか興味津々ですね〜
しかも車の部品は作りますけどもこの様なフィギュアは余り経験が無いのです。

3人とも全て救出しましたが・・・
これで巧くいくんかいな〜!?
取り敢えず原型が壊れなくて良かったです(笑)
K村さんからの預かり物なのでね壊れたらどうしようかと・・・硬い樹脂はパキッといく事が有りますからね。

量産用のホイールもこの通り綺麗に型が出来ました
ホイールの方は全く問題ないでしょう・・・・!!

早速ファーストキャストですね
最初のはどうしても気泡が入りやすいのですが・・・どうでしょう!?

乾燥機の中で少し熱を掛けまして硬化促進します
細い部品が多いので硬化時に熱が出難いのです
きちんと硬化してから取り入出さないと変形してしまいますから硬化促進している訳ですね。
本当は暑いからやりたく無いのですが・・・(笑)
塗装室が超熱帯になっています・・・換気扇を回しているのにね〜。

フィギュアの方は・・・
何となく綺麗に出来てそうですが・・・

複製の3人を取り出してみました・・・
一見なかなか綺麗ですね〜

しか〜し!
足の先に気泡が・・・右足はちょっとダメだな〜

座っている人も・・・
何故か端では無く中央部分に気泡が・・・!?
こんなのは珍しいですけどね〜(笑)

結局何度やっても完璧な物が出来ず・・・
K村さんにパテで修正をお願いして送る事にしました・・・(汗)

自分の車の部品は写真が無いけど巧くいきましたが・・・

数がもう少し足りないので・・・明日もキャストかな〜!

サイドポンツーンの仮組

2018-07-14 21:03:41 | Ferrari 126C Turbo
本日の山陰もとっても暑かったです
畑の作物はそろそろ水が欲しくなっている様で茄子もキュウリも葉っぱがぐったりして来ました
こうなりますと完全に水が切れないうちに潅水をしておかなければなりません。
鉢植えだけではなく畑全体に潅水しますとまた草が生えてきますからマルチシートの下だけに潅水します。
それだけでも結構に時間がかかります1時間2時間はかかってしまいますね〜
まあおいしい野菜を作る為なので・・・頑張りどころですね。

さて今日も制作を始めましょう

本日はFerrari126C Turboの再度ポンツーンの仮組からですね。
インストではこの様な感じに説明がされています
メインのサイドパネルは0.8mmという厚物のエッチングで制作されていまして黒い部分がサイドスカートそして少し細いのがサイドスカートのカバーになりますね。
模型ではサイドスカートは特に上下する構造にはなっていませんが常時路面と接触している物なので後で調整しやすい様にこの様な構造になっていると思います。

0.8mmの真鍮板のエッチングって初めて見ました・・・かなり分厚いですね〜
中央の部分はハーフが飛び出していますのでこのハーフの部分は削っておきました。
この断面はホワイトみたいなので塗り分けが必要になりますね。

アンダーパネルの接着ピンに合わせますとこんな感じになります
ここで少し違和感が有りますね〜後のピン穴の位置が高過ぎるのでは無いでしょうか?
このサイドパネルはシャーシが地面と並行になっている場合(普通に車を地面の上に置いた状態と言う事)で地面と平行にならなければならないのですが・・・このままではどう考えても後が上がってしまいます。
おまけにサイドパネルの下からアンダーパネルがはみ出していますよね〜。
こうじゃない・・・筈ですが・・・?

机の上に置きますともっとよくわかります、この状態でシャーシの下側は机の上側の面にピッタリと当たっています。
明らかにサイドパネルの後ろが高いです。

サイドパネルを固定する為の穴を開け直しました・・・自信が無かったのか・・・写真も撮り忘れていました。
片側ずつスチールブロックを使ってサイドパネルを仮組しました。
ここの垂直はかなり重要ですね。
アッパーカウルなどの取付けにもかかわってきますからね〜

両サイドのパネルを取付けますと今度はアッパーカウルの幅が広くて入りません・・・
多分これは調整用に少し幅広で作られていると思いますね。
「削って合わせなさい」と言う事ですね〜。

闇雲に削ってもカウル全体の並行が崩れると困りますからマスキングテープを貼って目印を付けておきます
ケガキ線でも良いのではないかと思われるかもしれませんがケガキ線の場合は削ってゆきますとボディのメタルでカエリが付きましてケガキ線が見え難くなってしまい削り過ぎが発生する事が有ります。
但しマスキングテープを使う場合はボディの後部に注目して下さいボディが曲がっている部分はもう少し幅の狭いマスキングテープを使わないと削りたい部分からズレてしまいます。皆さんはもう少し幅の狭い物を使って下さい。

ボディにカウルが収まりましたね〜
少しずつ削っていく事と平行を常に意識して削る事が必要です。

マスキングテープを剥がして確認します・・・
これなら全体のカウルが良い感じで収まっていますね・・・しかしながら穴の位置を変更した事が良いとか良く無いとかまだ判断出来ません。変更した穴の位置が見えていますね〜これ位ズラしていますが・・・どうなんでしょう?
ただの設計ミスなら良いのですが・・・これがもし正しかったら他のキットも全部間違っているという事ですよね〜

シャーシの下に付属しているスペーサーを入れておいてみましたサイドパネルの下側に隙間が空いていますがこの寸法だけサイドスカートが下がってくると言う事なのです

この辺りの設計は大変難しい設計ですね〜但しビシッと決まったら格好が良いかもしれませんね〜

BBR 1/43 Alfa Romeo 8C 2900B

2018-07-14 11:24:06 | 最近手に入れたキットのご紹介
また性懲りも無く・・・
BBRのAlfa Romeo 8C 2900Bを手に入れてしまいました。
それも2個も!

実は勘違いしてしまいまして・・・
ヤフオクに1個で出品が有りまして入札したのです
そしたらヤフオクの広告が色々な所に表示されるじゃないですか〜
これは俺が入札した奴だ!と思ってクリックしたら誰も入札していない・・・?
変だな〜と思いながらももう一度入札(もちろん前回と同じ値段で)

後でマイオークションで確認しますと同じ出品者の方が同じ様な写真で同じ物を2個出品しておられました。
そのどちらにも入札してしまった訳です・・・!

このキットは2017年の8月23日にもこのカテゴリーで入手した事をご報告していますので1個で良かったんですが・・・
お願いだから誰か入札してくれ〜と祈っていたのですが結局誰も入札が無く・・・2個とも落札!
まあ1個が4000円程ですから当時の定価の半分以下です(笑)
嬉しい様な悲しい様な・・・複雑な気分(笑)
商品が届いて確認してみますと
値段札の貼付けられた位置も同じ感じですし・・・
商品名のラベルの高さが違いますね〜
後でヤフオクの写真を見ますとやっぱり写真が別々に撮影されていたらしく商品が違いましたので全面的に私の勘違いでした(笑)

中身を確認しますとまあこんな感じです・・・キットの中身は前回こちらでご紹介していますのでこちらを見て頂く事にして・・・
今回は失敗したご報告でした、皆さんは注意されます様に・・・(笑)