Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

段ボール箱にサフを塗りました

2019-08-04 20:51:42 | Ford Model T Truck
本日の山陰もかなり暑いですね〜
もう何日猛暑が続いたのかな〜。
毎年の事ですが8月10日を過ぎる頃になりますと夜涼しくなって秋の虫の声が聞こえて来るのですけどね〜
今年はどうかな?
アトリエが建っている所は島根県安来市でもかなり田舎の方になります、昼間はアブラゼミやミンミンゼミが鳴きましてうるさい位です。
夕方になりますとツクツクボウシが・・・もう少し遅くなりますとヒグラシが鳴きます。
アトリエを建ててから昼間の大部分をこの田舎に居ますと虫の声が心地良いですね〜。
時にはうるさく思う事も有りますが季節を強く感じられますね〜。

本日の草刈りはアトリエの前側・・・草を刈りましたので草が散らばっています・・・この後箒で掃いて掃除をします。

草刈りは暑くて大変なのですが良い事も有ります
これがわかりますか?
何年か前の冬に気温がマイナス6〜7度に下がった事が有りまして当店の柑橘類は外に有る物がほとんど枯れてしまいました。
残ったのはバラ園に有る1本のブラッドオレンジとこのキンカンの2本だけになってしまいました。
その後レモンを2本と温州みかんを1本買って植えましたが・・・寒い日には簡単に避難が出来る様に鉢植えにしています。
霜が降りる様になりますとガレージの中に入れておきます。

その後残った1本のキンカンはなかなか大きくなれず・・・寒さで凍ってしまったのでしょうね。
花も実も見た事が無かったのです。
草を刈っていますと「あれ〜!?気が付かないうちに随分大きくなったな〜」と思っていましたが・・・
何やら白い物が沢山付いています。
「はは〜ん、貝殻虫がついたのかな〜?」と思って良く見ますと何年ぶりかで花が咲いていました。

拡大しますと・・・こんな感じです
全体が真っ白に見える程小さな花が沢山付いていますね。
まあ全部が実になる訳では無いですが・・・
どうやら異常低温を乗り越えて元気になってくれたみたいです。


さてと・・・今日は大変忙しかった厨房の手伝いも完了しましたので14時は過ぎてしまいましたが自分の仕事を始めましょう。
昨日まででキャストが終わりましたので本日はわずかに気泡が入ってしまった部分をデザインナイフで抉っておきましてパテを詰めております


キャスティング時のパーティングラインなどを削ります
カチカチに角を出してしまうと段ボールらしく無いので手加減が必要ですよ

サフ塗装の準備でマスキングテープを使って持ち手に取り付けます
2度に分けて塗らないと持ち手の部分は塗ることができませんからね

サフを塗りました
密着を考えるならやはりウレタンサフを使っています
面倒ですが密着を考えますとやはりウレタンサフですね

次は今までマスキングテープで持ち手につけられていた部分を塗りますよ
面倒ですがこれは仕方が無いですね〜

昨日修理が終わった812は東京のお客様の元に先ほど旅立って行きました。
さて本日の修理ですが・・・
広島のNさんの物が後3台程残っています、8月8日には再び(いや三度か??いや何度目なんでしょう???)いらっしゃいますので持って帰って頂ける様に修理をしておきます。
MRコレクションの365GTCですがウインドウが4枚とも浮いていますね〜
同じイタリアの物ですがBBRの方がレジンの収縮が少ないみたいでしてMRは結構修理に来ますね。
BBRのレジンは石の粉が入った硬質で重い樹脂を使っています、脆くて壊れやすいのですが収縮は少ないですかね〜。
一方MRコレクションの物は結構な頻度で修理させて頂きますね。

ウインドウは全て一旦外します
フロントは当然ながらワイパーも取り外します。

ウインドウのモールも外れていましたので裏側の古くなった接着剤も掃除をしましょう。
こういう丁寧な仕事がここから先の耐久性を左右します

新しいアニメセルを準備して接着してから切り出しますと新しいウインドウが完成ですね
古い車ですとウインドウの裏側の周囲に黒く塗られている部分が無いので作るのは比較的簡単なのです。

ウインドウを取付けて行きましょう・・・
押さえはマスキングテープの細切りです、接着剤が硬化するまで押さえておきましょう

次はメイクアップアイドロンの246ディノです
珍しくリアウインドウが外れていますね。
ここは余り外れないのですけどね〜。
ここだけの修理は今まで無かった様な気がします。
でもまあ直さなければなりませんからね・・・ここは比較的簡単かな〜。

次もメイクアップのF40コンペです
ボディの方は大変綺麗なのですがリアウイングがバラバラですね
当然ながらリアグリルやリアのスクリーンは浮いていますね〜。

バラバラになったリアウイングは同梱されてきました
部品が有るだけでも良いですね。
無かったら修理代が大変な事になっています・・・。

追加のフラップはエナメルシンナーを流して外します
残念ながら歪んでいて使えないみたいですね〜。
翼端板を接着します
固定はノギスを使っています

追加のフラップの端が歪んでしまっていましてこのままでは使えません
ここはシャキットさせたい部分なので中古の他の部品を探してみましょう。

いくつか探しますが・・・リアウイングとかって結構壊れているんですよね。
やっとの思いで探しました〜!

リアグリルのメッシュはバラバラに分解しました
と言うのも少しカットしないと収まりそうになかったのです。
よって全部バラバラにしています。

ここからは組立てですね
リアのウインドウを先に接着しました
ウイングが無い時点ですとリアのスクリーンは付け易いですね。

まだテーピング中ですが
一応このF40も修理が完了しましたね〜。



まだまだ修理が沢山有りますよ〜。
そして本日またご相談の連絡が来ております・・・いつになったら終わりますでしょうか??