診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

診断機は万能じゃない

2018-01-13 01:29:28 | 趣味
ヤマハ トリシティの故障です。
先日、純正診断機を紹介した時に
ABSランプが点灯したと書きました。
一過性と判断したのですが2~3日したらまた点灯、IGをON/OFFで復帰
暫くしたらほぼ毎日点灯、そのたびにON/OFFで凌いでおりました。
その間、診断機をつなげるも同じ故障コードばかりで
原因を特定できないで居たのです。



そして、ちと正月を満喫するかーとトリシティを動かしたところ
ふと電圧計を見たら18vまで上昇、その瞬間ABSランプとエンジンチェックが点灯。
電圧の上昇は瞬間的な事なのでとうとう写真は撮れなかったのですが
ようやく原因が特定できました。
電源電圧の異常でABSユニットを強制的に止めていたんですね。



やはりありました。
フリーズフレームの項目はあるのですがトリシテイにはなく
もし対応してたら早期解決も可能だったと思います。



原因がわかれば対処はしやすい。
レギュレートレクチファイヤ、昔から変わりませんね。
ドカでもレギュの故障は経験しました。
電圧が低い場合はコイル、高ければレギュの故障
見た目で故障はわかりません。



オクで捨て値で転がってるので2個買いました。



1個は200キロ走行、もう1つは2500キロ走行。
フルLED仕様なのであまり消費せず熱に変換して捨ててしまう。
よって故障しやすいと考えたのでスペア確保です。







ふたたび繋げてABS、エンジンチェックともにまるっと消去。
バッテリー交換の目安で電圧計を付けていましたが
故障診断に役立つとは思いませんでした。
診断機があれば故障は全部わかる。という先入観は持たないほうがいいですね。
やっと安心してツーリングできる。。。











ついでにスロットロルボディも中古で手に入れて洗浄。
後日ポン付けメンテナンス予定。

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