診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

ダイハツ タント

2012-11-18 17:49:14 | ダイハツ
H17年 タント L350S ”ターボ” 7万キロ

長い坂道になると速度が落ちてきて登らないとの事で
お付き合いのあるスタンドさんから点検のご依頼です。

お預かりして、工場に自走してきたのですが
ターボが付いてるなんてボンネット開けるまで気が付かないほど、NAぽいフィーリングでした。
それまではCVTの故障かな?なんて思ってましたけど。

Imag1780

タービン焼きつきでした・・・
アクセル吹かすと排気管のどこかでボコボコ未燃焼ガスが爆発してるような音もしていたいので
CVT不具合は早々に目的から除外してます。

簡単に言えばオイル管理の不徹底の結論なのですが・・・

Imag1778

どこまでダメージが逝ってそうか、順を追って調べていくと

Imag1776

漏れなんてモンじゃなく、オイルに浸ってました。

Imag1783

白煙も出てたのでそれの特定ですが、なんだかバルブシールもヤバそうな雰囲気・・・
オイルパンも剥いだらストレーナー半分埋まってました。
残念ながら高額になりそうなので、お客様に確認してもらいました。

3ヶ月前に車検を受けられたばかりで、間にある1年点検でもオイル交換されていたと思われていたらしく
記録簿見ても交換の履歴が全くありません。
セールス担当が変更になってから、以前のようなマメな連絡等が無くなったと愚痴をこぼしていました。
ディーラーさんの営業方針には何も言えませんが、車検時にプラグすら見ない整備にガッカリ・・・
色々な拠点が統合されて豪華な施設を建てましたけど、急にハリボテだなぁと感じるようになりますね。
詳細は控えますが、その後お客様の前担当者さんが間に入り、先日デラさんが車両の引き上げ
どうやら良い方向で解決するようです。
うちは事前に見積もりを出させて頂いた点検料で完了です。

本来ならこんな点検料すらムダなんですよね、ちゃんとやってれば。