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診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

バッテリーアナライザー

2018-06-19 21:17:56 | 診断機
良い物はみんなお高いのばっかり。
中古でいいからヤフオクとかで出物無いか探してたら



診断機でお世話になってる方からどうですか?とBT-780を薦められました。
FOXWELLという名前だけは診断機を色々検索掛けてみた事だけはあります。
詳しく調べてみたら高性能なうえに24vトラック対応を謳ってるんですよ!
でもどうせ10万越えるんでしょ?となかば諦めてたんですが、思ってた金額の半分以下。
デモ機で気に入ったら購入どうですかって提案は目に入らなくてすぐ注文しちゃいました。









公式では日本語無い記述でしたけど対応してますって。
ちゃんと日本語に変換して納品してくれました。
どこのメーカーもそうでしょうけど、24vは基本的に始動、充電システムの点検のみになります。
でもそれだけで十分、しかもプリントアウトが1枚で済む。
アーガスはトラックでの計測はかなり面倒だからすごく楽になりました。





トラックでこれだけできれば十分です。



ちなみにマーチもやってみました。
手持ちのテスターに不安があった中、なかなか良いものに出会えたと思います。
とりあえず一安心・・・

さすがは純正機

2018-06-14 21:32:09 | 診断機
H22年 GRS200 クラウン
バッテリーを交換してから2週間で4回、夜中にセキュリティが働いたため
何か異常があるのか?とお預かり。

最初、Gスキャンで故障コード及びセキュリティ関連を見ましたがまったく正常。

とにかく時間がない!

早々に諦めてディーラーにブン投げました。
で、数時間後に点検状況の連絡があり


窓を開けた状況での侵入警報ですね

色々と説明はあり、納得しました。
が、そんな話より

なにそのリアルな情報!

こちとら汎用最高峰のGスキャンでもそんな情報ねーぞ?
私 「そちらで見た診断機はGTSですか?」
デラ 「はい、GTSですね」
私 「セキュリティ(照合)みてもそういった類の情報はないですよね?」
デラ 「おそらく汎用機ではムリではないかと・・・」

なるほど



じゃぁこいつで見てやるよ。
最初っから使えって話ですが、汎用機でも純正機をカバーしてるもんだと思ってました。
つーか、GTS超久しぶり・・・



ほらね、照合カテじゃ汎用機と一緒で詳細なんてわからん。
(照合の作動要因はまったく別の事を指してます)



ひとつひとつ、カテゴリごとに調べてたらメインボディにありましたよ。

しかも「作動要因分析情報」は別枠で。



印刷してお客様と対決相談したら確かに窓を少し開けて駐車してると。。
あまり乗らないし、カーポートだからいいかな・・・って。
状況的に風の強い日など車内の圧力変化で侵入センサーが誤作動するって事でまとまりました。
バッテリー交換後になぜ?ってのは依然、燻ってますが数週間、閉めて様子見して問題なければ
良しとしましょう。





気になってマキシスでも調べてみましたが残念ながら無し。
こういう情報って取り込めないもんかな?
GTSのおもしろい発見もあったし、勉強になりますな←バカ

いよいよ信用できなくなってきた

2018-05-27 06:30:26 | 診断機
前回記事にあげたキューブ。
納車してまもなくバッテリーエンコで入庫されました。



キーOFFの状態



キーONで10v
これではセルモーターは回りません。



発電量は大丈夫。



かなり前から日付や時間がおかしなことになっていて
メモリーバッテリーを交換し、設定してもまたおかしなことに。
ただ正確に測定できればいいやなんて思っていたのですが
突然死とはいえ、この兆候は拾えなかったのかと思うのです。
ひょっとしたら故障しちゃってるのかな?



どっちにしろ交換しなければと、脱着してて違和感。
19Rクラスのバッテリーが装着されていたんですが、ハーネスや端子が
少し無理して取り付けられてるのと、台座との大きさが極端に違うんです。
ファイネスで調べたらやっぱり違う・・・



B24クラスは在庫していたのでもちろんそちらに交換。
突然死の原因はなんだろ?
異型を付けたからか、たんなるバッテリー自体の寿命か・・・
測定器の信用が無いので新しい候補を探してます。

パナの測定器が意外と安いんだよなぁ。

新しい仲間

2017-12-17 01:07:53 | 診断機
トリシティを購入してから1年半、色々な所へ連れ回すことが多くなり
走行距離も13000キロ。
近々、スロットル関係の洗浄でもしたいと思い始め
整備書(ファイネス)で調べるとキャリブレーションにはやはり
専用の診断機が必要とのこと。

改善対策の時、ヤマハサービスエリアの方にツールの事を根ほり葉ほり
聞いたり、運用に際し当社でもできると言うことだったので
注文しました。
ま、部品番号の変更などでなっかなか手に入らなかったんですけどね。
バイクもとうとう・・というかやっと診断機という時代に入ってきました。



というわけで事前に用意していた中古専用パソコンにインスコ





インスコはすんなり
ただ、販売店情報などを入れないと先に進めないようで
どうしたもんかと考えながら、ふと改善対策の作業発注書にコードが
書いてあったな・・・



コード入力したら先に進めたので





もろもろアップデート。
親切に作業店として登録してくれたのね。
このへん、ホンダさんはガッチガッチに固くてツールキットも
正規代理店の認定資格者じゃないと販売しないし、そもそも名も知らぬポンコツ工場
には依頼書すら出さないでしょう。
ヤマハの柔軟さは異常、というかヤマハサービスエリアはめちゃくちゃ親切でした。
バイク買うならぜひヤマハさんで!



グローバルOBDなのでカプラの加工、端子配列さえできれば
車用の汎用スキャンツールでも故障コードやライブデータの確認は可能です。
でもねえ、やっぱり見て修理して消すだけじゃダメなんですよね。
一番とは言わないけどやはり作業サポートが大事な部分を占めると思います。
だから導入を決意したのです。
で、独自色の強いバイクのカプラはよくわからないから手当たりしだいにつなぐ





まさかスクーターごときにコンピューターつなげる時代が来ようとは・・・
まず、最初につないだものはABSの診断カプラだったようで





操作方法は独特・・
キーを入れたり切ったり。
最初はそんな手順省いていたから通信不能になったりして
わけがわからなかった。





この日、ディーラーに診断機を引き取りに行く途中、スピードが0キロのまま
ABSチェックが点灯、丁度いいwと思いながらイグニッションをON/OFFしたら
回復しちゃって何かのバグだったと思いたい。
ツール上では過去故障として残っていますね。





一過性と判断し消去。



エンジンのコネクターはどこかなーと





配線一本!
KラインCANラインって整備書に出てたからこんなもんでいいんだろうな。
あ、ダイアグソフトから



整備書にアクセスできます。ファイネスからも見れますがこれは便利~







ライブデータ





ダイアグモードからレ点の付いたもののアクティブや作業サポートが可能。
ISCの測定値が「2」だと洗浄が必要。
近いうちにやるのでひとまずリセットできるか試したらできた。



興味深いのが排ガス調整項目。
燃料の増減で排ガス濃度を規定値に収めるって事だと思うのですが
簡単に言うと燃料噴射アップで多少のパワーアップが期待できる?
元々ステップ0だった数値を2に変更し、テスト走行したら
中間域のトルク感がアップ!・・・しているような気がする・・・

そんなこんなで使用感を確かめつつ、整備に大いに役立ってくれるでしょう。
アップデート絡みで一般の人には扱いが難しいですが
下町工場でもこれからはスクーターでさえ診断機をつなげる場面が出てきますよ。




トリシティ屋・・・ヤリタイナァ・・・・・・・

ドンピシャ

2017-09-17 00:28:55 | 診断機
既存の診断機も忘れてませんぜ~





やらなきゃと思ってたマキシスでの4tロング車。
以前、ダンプにつなげて通信はできていたので特に心配はしていなかったのですが
うちの主流であるイスズ系が満遍なく見れるかどうか?



見れそうなタブを片っ端から押す。
少ないので大変な事では無いです。









基本中の基本、問題なし。















作業サポートもまったく問題なし。



アクティブもちゃんと作動。
長い車はアクティブに苦労することが多いので
ワイヤレスで一人で確認できるってのはものすごく楽で
整備するものにとってはとても革新的な事なのです。
使う側のレベルアップは大変ですが結構楽しいもんです。