女流短編小説の中で
以前からトップクラスで気になっていた
絲山秋子女史。
新幹線の待ち時間で
書店に飛び込んでみたが
唯一こちらのタイトルしか見当たらず即買い。
内容的には
ダークファンタジーというか
重松豊的というか
中年男性が
何10年もかけて小さいなりに積み上げてきたものを
スッといとも簡単になかったことにされ
まさにDQ6絶望の町状態。
やや身をつまされる気分になり
ちょと落ち込んでみる。
中途半端に自らの生い立ちを顧みて
ちょっとだけ気持ちに整理がついて
よくわからないうちに前向きになる
というストーリー。
よくわかんないけど
わかったきになってしまう。
なかまのいないRPGをやっている気分。
トンからセットを頂く。
江東区トナリにヒントを得たのかな
こちらのトンからセットは
熟成豚骨ラーメンと
名古屋チキンなる唐揚げ1コのセット。
豚骨ラーメンは濃厚熟成で
万人受けするスープ
これだけなら確かにおいしい。
けど
唐揚げは今一つ。
ラーメンに乗ってくるものとばかり思ってたし
そもそも1コだけって・・・。
不思議なオレンジなタレにつけてください
っていうし。
ちょと肩すかし感半端ない。
なんだろうこの優しい二朗は。
ガテンで凶悪な二朗がハバをきかせる中
これは薄味で
実にインパクトに欠ける。
昨今のインスパイア系に求められるものが
おいしさでなく
インパクトだとしたら
全くもって肩透かし。
普通においしく頂けるのだけどね。
記憶には残りづらいかなー。
今池の路地裏系飲み屋街で
ひときわ目を引く看板のこちら。
一番たーおが塁に出てぇ~
でおなじみのドラキチ系中華としても有名な
ピカイチさんへお邪魔しました。
サッポロの瓶をおいてある店は
間違いなくうまい。
これが赤★だったりしたらもう
それはもう掛け値なしにうまい店だ。
僕が保証しよう。
麻婆豆腐は小ぶりながら
しっかり辛くて
ビールがすすむ。
餃子も小ぶり。
概して小ぶりなメニューが多いので
皆で来てわいわい頂いた方がよいのかも。
ほい飯よこ多を食べつくそう企画第19段。
塩よこ多メンを頂く。
あーうまい。
こんなラーメンが家庭で出てきたらなぁ。
って味。
胡椒混じりの脂表層を覆い高ポイント。
メンマが甘いのは
ご当地ならではか。