僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

成田貨物地区(成田空港)

2008年08月22日 | する

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初めての通関をやる。

海外からの荷物がなぜか空港で止まっているとの一報が入り、

急遽成田空港へ。

どうやら先方が「宅配便」でなく「一般貨物」でサンプルを手配したため、

空港で受け取らなければならないようだ。

空港ゲートをくぐって左へ下った後、

右右左で貨物地区。

1.AIRWAY BILLの受取

貨物地区入口で入場手続きを済ませ、

反時計まわりに3/4周してお目当てのJALカーゴへ。

横柄な警備員をしり目に左の青い入口から受付から建物内に入り、

ここで貨物にかんする書類「AIRWAY BILL」を受け取る。

2.食品監視課の審査

今度は書類を持って、

JALカーゴの右斜めに建つ合同庁舎へ。

2Fの「成田空港検疫所食品監視課」というところへ行き事情を説明すると、

「この品物なら検疫いらないんで直接通関行ってください」

と言われ、

渡り廊下を使って向かいの建物2Fの通関へ。

ところが今度は

「検疫いらないなら検疫不要の書類をもらってきなさい」

とのことで、

「でたよ、お役所仕事」

と思いながら先ほどの検疫所へ逆戻り。

再度事情を話すと、

「INVOICE」を要求され、

「確認願」という書類を二枚書かされる。

使用目的とか事細かに記載した後、

社印を捺印して提出。

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これは商業利用しないサンプルとかの輸入で、

「食品等輸入届」を書かない場合に使用するらしい。

ここの監視課の人は意外にも人間あふれる仕事をしてくれる(人も中にはいる)。

3.通関手続き

「確認願」と「AIRWAY BILL」をもって再度通関へ。

今度は問題なかったようだが、

ここでは「INVOICE」と「委任状」を要求される。

会社宛の荷物を社員が引き取る場合は

「社員に委任する」的な委任状が社印付でいるようだ。

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着席し、

係員に言われるがままに書類の記載を粛々とすすめる。

「輸出国」「品物」「金額」に応じ事細かな率があって、

「いくら以下は切り捨て」とか「航空運賃と合算で」とか付随条件も一々めんどくさい。

提出して待つこと10分。

認可がでたとのことで、

税金のコーナーへ移動。

4.税金支払い

書類を提出して5分ほど待つ。

返却された書類をみると税金は無料とのこと。

なぜ無料なのかはわからないけど、

役所の気が変わらないうちにサッサと後にする。

5.貨物受取

最初のJALカーゴへ戻り、

今度は一番右の貨物受取コーナーへ書類を提出。

「300円になります」とのこと。

なんの代金だかよくわからんけど安すぎる。

とはいえ黙って会計をする。

車の駐車位置を伝え5分ほど待つと車まで荷物を運んで届けてくれる。

これでおしまいだが、

せっかくなので飛行場をみてから帰る。

フェデックスとか貨物機が身近にとまっててカッコいい。

品物と金額によるのだろうが、

通関て意外と簡単なんだな。


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